2010年12月31日金曜日

年末まで分、まとめて3つ

1. 探偵ガリレオ
(東野圭吾)文藝春秋
理系のトリックを使った殺人、5件の短編集。知らない分野の思いもよらない手口が興味深い反面、まったく雲を掴むような事件で想像も及ばないので、種明かしされても意外性を却って感じられなくて勿体ない感じ。突然現れた未知の人物が犯人だった、みたいな印象を受けた(そういう風になっているわけじゃなくて苦手な理科的トリックがね)。最後の「第五章 離脱る(ぬける)」はとてもよかった。


2. アオイホノオ 5巻
(島本和彦)小学館少年サンデーコミックススペシャル
自動車教習所との熱い戦い、というかホノオ君今まで以上に苦難の厳しい歩みで、かなり打ちのめされ気味。頑張ってー!


3. パタリロ! 選集46巻 平安大江戸絵巻の巻
(魔夜峰央)白泉社文庫
久しぶりの新刊(もっとも11月26日発行)。テンションの変わらなさがいいな。読み始めは字の多さでちょっと疲れるんだけど(自分がやや飽きてきたからか、目が悪くなって文庫の字の特にふりがなが読めなくなっているためも)、読んでいくうちにどんどんノッてくる。






2010年12月29日水曜日

VOA:クリスマスの植物、音楽、ウィッシュリスト、ストーリー

VOA Special Englishより

  1. Christmas Trees Are Not the Only Hot Plants This Time of Year 
  2. The Sounds of Christmas
  3. iPads, E-Readers, Notebook Computers Top Wish Lists
  4. Short Story: 'The Gift of the Magi' by O. Henry
iPad(VOA Player)にて。

  1. クリスマスの植物。ツリーやヤドリギ(mistletoe)やポインセチアなど。ヤドリギって馴染みがないんだけどね。でも気がつかないだけで日本にもあるらしい。
  2. 音楽。一躍有名になったスーザン・ボイルさんの歌もあり。
  3. 欲しいものリストにiPad等のタブレット型コンピューターが上位にという記事。
  4. クリスマスの定番とも言える小説「賢者の贈り物」。知ってる安心感で聴くのも読むのも楽しめるね。

iPhoto:ブックをPDFで保存

旅行の写真など枚数の多いイベントを説明文をつけたりしてブックにして、(購入しないで)PDF保存に。

前にできないと書いてしまったけど、やり方が3通りあって他の2通りでできるのがわかった。ヘルプは前からこうなってたっけ?だとしたら見落としたのかも。

方法1(バツ)ファイルニュー→プリント→プレビュー(PDF保存)。これは相変わらずできない。写真がなぜか拡大されて一部しか写ってない。

方法2(マル)オプションキーを押しながら購入ボタンをクリック。

方法3(マル)オプションキーを押しながらプロジェクトの背景をクリック、ショートカットメニューが出るの「ブックをPDFとして保存」を選ぶ。(「ブックをプレビュー」にしてから保存でもOK)

同様にカレンダーもPDFで作れる。でも12カ月単位だから、例えば1枚の写真で1カ月だけって作り方はできないのが自由度が少ないかなとも。まあ基本が購入のためのプロジェクトなのでしょうがないか。とりあえず作って該当ページだけを自分で印刷するとかすればいいんだろうけど。無理してiPhotoでやることもないか。

ホロー荘の殺人(クリスティー)

ホロー荘の殺人
(アガサ・クリスティー/中村能三 訳)
ハヤカワ文庫

週末ホロー荘には何人もの客が泊まりにくることになっていた。それぞれは「いい人」たちなのだけれど「一緒になっちゃまずい」人も…ホロー荘の主人の妻ルーシーの言った通り危なげな人間関係があった。近所に住むポアロは昼食会に招待されたのだが訪れた彼の目の前にはいきなり死体が。

登場人物の個性が際立っている。ありきたりの想像力では作り出せないような。特に女主人のルーシーには最初から驚かされた。個々とまたホロー荘という集う場所で、ドラマ性がとても高い。楽しめる逸品だった。




2010年12月23日木曜日

ローカルネタ

前はテレビってそれほど見てなかったんだけど、地デジ買換えでHD録画機能付きのものにしてからはだいぶ生活が変わった。映画やアニメやNHK教育とか、ドラマは時代劇で「仕事人」シリーズにハマっている(テレビ埼玉と千葉テレビと神奈川テレビでやってるんで毎日のように見てる)。


で、こんなのあったんだーって番組表で知ったのが山梨県のご当地ヒーロー「甲州戦記サクライザー」(山梨放送の週1の15分番組)。なかなか頑張ってるっぽい作りで結構期待してる。もうちょっとご当地のお宝とか戦いのステージでの背景で紹介見せやってほしいかな、そこに行ってみたくなるような。アクションはなかなかいい感じ(ただカメラの視点がよく動く感じ?なのでちょっと落ち着かない)。ご当地の本当の一般人らしい出演者が笑いをこらえる震え声でセリフを言ったりするのが楽しい。ローカルなダサっぽい感じが15分番組って長さで疲れさせず楽しめる。特筆すべきは音楽が意外なほどいいこと。アクションシーンの盛り上げにもピッタリ合ってるし、ドラマをいい仕上がりにしてる。

音楽といえば、最近作られた山梨県甲州市の市民の歌「みのりの風 虹の丘」がきれいで感動的。甲州市の各戸に配られたCDを聴いた。松井五郎作詞、森山良子作曲で歌うのも森山良子さん(と地元の中学生の合唱)。甲州市が特に指定されてるようにはなっていなくて、でも故郷から離れた人たちが故郷を懐かしみ、風景を想い描くような感じにしさせるように思う。

第三の女(クリスティー)

第三の女
(アガサ・クリスティー/小尾芙佐 訳)
ハヤカワ文庫

手掛かりが多すぎて何が事件に関係しているのか見当がつかない。そのくせそもそも事件が何なのかわからないという難題。ことの起こりはポアロの元に相談に訪れた(ポアロ的には)変な格好をした若い娘だった。「人殺しをしたかも知れない」とまるで謎掛けのように。しかし結局何も告げないまま去ってしまう。

ポアロとオリヴァ夫人が活動的に事件を探り面白かった。冒頭部分のポアロとオリヴァ夫人のやりとりが笑える。真相はビックリ。ちょっと惜しいのが、時間軸のトリックが、かなり練られたものなんだろうし感心はしたんだけどインパクトが弱い感じがした。「ああ、そういうことだったんだ」って。希望としては「えーっ!そうだったのかー!」っていうように効果的に演出して欲しかった、これに関する経過の部分で。




2010年12月18日土曜日

ロスコー 5巻

Roscoe Riley Rules
#5 Don't Tap-Dance on Your Teacher
(Katherine Applegate)

YL 3くらい
w5945



タップダンスに魅せられたロスコー。レッスンに通わせてとねだる→カラテの時はどうだった?スケートのときは?と親が聞く→一生続けるからと説得、というよくあるパターン。その先に待ってたのは、そして何があったか、ロスコーは何をしちゃったのか。


こども目線がかわいい。そしてじんわりしみてくるよいお話、だれでも自分の子供時代を思い出しちゃうような。ロスコーが実に「普通」な子だから余計にね。





2010年12月15日水曜日

チャンネルはそのまま! 3巻(佐々木倫子)

チャンネルはそのまま! 3巻
(佐々木倫子)
小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL

雪丸花子の父は偉大だなあ。雪丸と幼なじみだったばかりに気の毒だった次郎ちゃん、彼は父親からの教えを守ったために苦労を背負い込むのだが、その教えも…!。

テレビ局はいつでも戦闘モード、時間との戦い、取材対象(プレーリードッグ)との戦い、緊急災害や視聴率、今巻は珍しく他局との生き馬の目を抜くような争いごとが。しかし何たって雪丸花子を抱えているテレビ局である。どんなことにも挫けない、涙目だけど。

最初の第15話「テレビの使命」で地震報道後の上司は達観しているようでカッコ良かったな。苦労の絶えない上司、彼の涙が多いほどに大いに笑える楽しい漫画なのよね、頑張ってね。




2010年12月14日火曜日

S.O.S 2巻(細野不二彦)

S.O.S 2巻
(細野不二彦)
双葉社 双葉文庫名作シリーズ

この漫画は2巻で終わりかあ。もっと沢山見たかったけど。でもまとまりとしては素晴らしいエンディングを見せてもらった。るいとファントムがこれ以上の接近することも望まないし逆も嫌だったもの。最初の出会いの時のるいの姿とかファントムの退場の場面にちょっと泣けちゃった。


2010年12月12日日曜日

S.O.S 1巻(細野不二彦)

S.O.S 1巻
(細野不二彦)
双葉社 双葉文庫名作シリーズ

ゲー、過激すぎ!いや、でも異常に面白い。オビは『美人刑事・るい vs. ストーカー』で、そういう話なんだけども、るいは真っ直ぐでガムシャラで威勢がよくて強気で頑張ってるんだけども、ストーカー(ファントム)の方は凶暴でマメでテンション異常で…でもこう書いても内容を全く表せてないな。

「オペラ座の怪人」(概要しか知らないけど)が下地になっているらしいけど、なんか「愛と誠」で見た(かドラマまで聞いた?)『愛とは戦いである』なんて言葉の方を思い出しちゃった。

ファントムの行動に目が離せない、とんでもないヤツなんだけど。これは対手のるいがこのキャラでこそ活きる絶妙なバランスで作者の力技に感服、これだけの作品を見せてくれてありがとうと言いたい。


ところで上に書いた「愛と誠」の冒頭の言葉はもともとある名言だったのね。

ジャワハルラール・ネルー
愛は平和ではない、愛は戦いである。武器の代わりが誠であるだけで、 それは地上における、最も厳しく激しい、自らを捨ててかからねばならない戦いである。





2010年12月10日金曜日

変身(東野圭吾)

変身
(東野圭吾)講談社


「脳移植によって…」というのは漫画や小説でよくあるテーマだと言ってしまえばそれまでだけど、そういう作品群に影響されているためか、それとも元々脳にメスを入れることへのアレルギー反応からか、最初から条件反射的に「破滅へ向かうストーリー」と予想してしまうし主人公の辿って行く悲劇を味わうための読書って心構え?で読み始めてる。

勿論この作品もお約束通り。勿論東野圭吾さんならこのお約束をどう見せてくれるかを期待し、そして見事な作品を見せていただいた。不安を煽る雰囲気といい、作品に釘付けにしてくれる手順といい、関わる人々の描写も、特に主人公を守ろうとする心に光を感じた。




2010年12月9日木曜日

電波の城 11巻(細野不二彦)

電波の城 11巻
(細野不二彦)
小学館 ビッグコミックス

すごーい。前巻の激しすぎるインパクトが、それがあっさり過去になってどんどんステージが移り変わって行く。大晦日の格闘番組は大成功となったが、本城律子の反撃ともいえる報道によって嵐が吹き荒れる。

ハジメ君の言う通り本城律子は正しいし、TVは力が大きすぎるから不正や膿みも産んでいる。ただ関わっている人多いだけに糾弾によって一所懸命な人までも飲み込まれてしまう。子供は健気でかわいそうだな。

登場人物がみんなそれぞれに戦っていて、その戦う相手は巨悪とかではなく自分がその世界で生き残るための戦い、というところで迫力のあるドラマを作っている作者の手腕がすごい。

今回仁科さんがちょっとかわいく見えたシーンがあった。



2010年12月8日水曜日

死者のあやまち(クリスティ)


死者のあやまち

(アガサ・クリスティー/田村隆一 訳)
ハヤカワ文庫

ある屋敷の広い敷地を使って開催されたお祭り、そのイベントのひとつに殺人の犯人探しのゲームがあったのだが、そこでゲームではなく本物の殺人事件が起きてしまう。このゲームの企画をしたオリヴァ夫人に頼まれてエルキュール・ポアロも前日からこの屋敷に来ていた。

オリヴァ夫人って面白い。最初のポアロを電話で呼び出す場面などいかにもな感じで笑える。内容も真相も舞台装置もよくて楽しめた。ちょっと登場人物を覚えるのに骨だったけど。




2010年12月4日土曜日

ロスコー・ライリー 4巻

Roscoe Riley Rules
#4 Never Swim in Applesauce
(Katherine Applegate)

YL 2くらい
W5812

クラスの遠足でりんご農園とそこのアップルソース工場の見学に行ったロスコーたち。アップルソースっていってもジャムに近いものなのかな?一番の大騒ぎはタイトルの通り。さらっと読めて楽しかった。農園や工場の様子が丁寧に説明されてるし、小学校の遠足のこともわかりやすい、というか先生の発表のときのロスコーの様子には笑っちゃった。

読むのには易しいけど文章にちょっと手こずるとこがあるかな。ロスコーの語りなので話し言葉だとこういう感じなのか、ちょっとひねっているのか。面白く楽しめる書き方になっているんだろうね。最初の方にはいつも、ストーリーを始める前に知っておくべきこと、って書かれているのが謎掛けみたいで凝ってる。




2010年11月24日水曜日

交通警察の夜(東野圭吾)他1冊


  1. 交通警察の夜(東野圭吾)実業之日本社
  2. 犯人のいない殺人の夜(東野圭吾)光文社
どちらも短編集。1は交通テーマの6編。事故の当事者の言い分が違うとか、悪質な煽りとか、違法駐車だとか。どこにでもありそうな、でも交通事故自体が身近な危険で怖いものだよね。それに東野圭吾さんの毒や魔法が加えられる。

「危険な若葉」はややキツいけど一番印象が強かった。あと「通りゃんせ」や「捨てないで」がよかった。少し切ない。他に盲目の目撃者という難しい設定の作品もある。

2は切ない殺人の詰まった7編。というより切ない6編と大胆で見事な1編。

表題作にはビックリ。最初は変わった書き方だな、くらいにしか思ってなかった。終わりの近くであれれ?、読み終わってからまたすぐ読み直しちゃったよ。すごい。他の作品はかわいそうで、悲しさの残るストーリーだった。







交通警察の夜
「天使の耳」「分離帯」「危険な若葉」「通りゃんせ」「捨てないで」「鏡の中で」

犯人のいない殺人の夜
「小さな故意の物語」「闇の中の二人」「踊り子」「エンドレス・ナイト」「白い凶器」「さよならコーチ」「犯人のいない殺人の夜」

2010年11月21日日曜日

毒笑小説(東野圭吾)他2冊

ここ数日の読書まとめて

  1. 毒笑小説(東野圭吾)集英社文庫
  2. 動く指(アガサ・クリスティー/高橋豊 訳)ハヤカワ文庫
  3. ひみつの花園(バーネット/山本藤枝 訳)岩崎書店 世界少女名作全集27(1973年発行)
「ひみつの花園」は図書館で借りた。オーディオブックで英語のを聴いたのだけど細かい部分をしっかり知っときたかったのと原書を読みたい予習として。すごくいいお話、少女時代に読んでなかったことが残念なほど。オーディオブックで聴いたときと少し印象が違うような感じはしたけど、流れるように楽しく読んでいけた。

「動く指」はマープル物だけど肝心のミス・マープルがなかなか出てこない。登場したときはホッとした。作中に沢山の暗示がありながらもモヤモヤとわからない事件の真相が、彼女の登場でやっとなんとかしてくれるという安心感で。そして見事な解決、というか思いもよらぬ見事な真実を知らされ満足した内容だった。

「毒笑小説」は12編の短編集。どれも面白い、話のスタートから一気に夢中にさせてくれて楽しかった。「誘拐天国」と「殺意取扱説明書」、それに「ホームアローンじいさん」が特に好き。





2010年11月18日木曜日

青空文庫:堕落論ほか

iPad読書(i文庫HD)

  1. 四谷怪談(田中貢太郎)
  2. 悪魔祈禱書(夢野久作)
  3. 堕落論(坂口安吾)
  4. (横光利一)
  5. 機械(横光利一)
  6. 琵琶湖(横光利一)
「四谷怪談」ってこういう話だったのか。それともこれはバリエーションのひとつなのかな?これほどの祟りの源泉となる怨みがやや弱いような気がするのだけど。

「堕落論」が印象強かった。考え方がとても面白い。納得できてしまう。

「機械」が、なんか読みにくいなあと思いつつ、妙に巻き込まれてしまう感じがした。主人公の冷静さと変化する妙な心理状態と、主人や工場の薬液の相乗効果というか、何かとても変な感じの小説だった。

「悪魔祈禱書」が、話につり込まれるんだけど、なんだそうか、って思っちゃっていいのか。一種ホラー要素を残したままなのが気になる。

空想科学大戦の最終巻

最後の空想科学大戦!
(柳田理科雄/筆吉純一郎)
メディアファクトリー 空想科学文庫

出てたの気付かなかった。今までの1〜4巻に比べて厚さがないけど、ともかく完結?もっと続けて欲しいんだけどな。

この5巻はそれなりには面白いんだけど他の巻に比べて物足りなかった。絵もちょっと変わっちゃった。ズキンちゃんの秘密がわかったとは言えないし、敵ボスもモドキング様に比べるとワルサー様ってイマイチで作戦に意外性が足りない。宇宙がテーマだと解説メインになっちゃうかな。

今までの巻を引っぱり出して通しで全部読んだ。やっぱりすごく面白い。一番好きなのが2巻。ヒーローの前に出現する敵にキャラクター性があるからだと思う。怪人ビューティフル女様がとても魅力的。

どの巻もそれぞれテーマがあるとこもいいよね。ウルトラマンも仮面ライダーもロボットアニメも宇宙系もずーっとリアルタイムで見て来たものだからこの流れも嬉しかった。




2010年11月14日日曜日

昭和初期の家庭科の教科書

昔の家庭科の教科書を家で見つけた。過日亡くなった義母の物で、お嫁入りの時にこれを持ってきたのでしょう。高等小学1年用と2年用、今で言う中学1年と2年のことだと思う。発行日は昭和8年(1933年)と昭和10年。

井戸やかまどなど時代的な違いはあるけれど、しっかりと体系的な学習で、読んでて勉強になる、意外にも。

各課が短いんだけど、図解もあり簡潔ながらしっかり押さえている感じ。文末が「選ぶがよい。」とか「洗はねばならぬ。」とか「行ってはならぬ。」調でちょっと笑える。いろいろな面で興味深い内容だった。

なんて、いくら言っても見ないことには伝わらないと思うので、一部を画像で別ページに載せときました。

2010年11月13日土曜日

サミュエル・ウィスカーズのお話?

The Tale of Samuel Whiskers
( Beatrix Potter )

YL4,w2590
iBooks (iPad) 読書

iBooksでの本の題名は上記のだが、本の中に書いてあるタイトルは「The Tale of Samuel Whiskers or The Roly-Poly Pudding」とあって、サイトによっては2番目の「The Roly-Poly Pudding」の方を使ってたりするようだ。私も2番目の方がいいような気がする。だって主役は子猫のトムの方だし?

他の作品にも出ているネコのTabithaお母さんと3匹の子猫の家庭からのはじまり。トムがネズミ夫婦にとんでもない目に遭わされる。

長くてやや難しかったが沢山のステキな挿絵が読む手助けをしてくれた。トムは実際たいへんな危機に見舞われているんだけど、絵のおかげでユーモラスでのんびりした可笑しさが作られてる。

iPhoto:スライドショー保存(マル)とPDF保存(バツ)

位置情報つけた旅行写真のアルバムを、スライドショーの「撮影地」で見ると面白いことをこないだ書いたが、ちゃんと保存はできた。単純にファイルメニューから「書き出す…」を選んでスライドショーを選べばできるんだったのね。試しに中サイズ(640x400)でやってみて、えらく待たされたけどムービーとして保存できることを知る。

あとブック作成。購入しなくても、ヘルプによるとプレビューやPDF保存もできるはず。でもできなかった。保存しても各ページの真ん中くらいが出ているだけで写真が切れてる。

iPhotoヘルプから引用
ブック、カード、またはカレンダーを注文またはプリントする際は、意図した通りに正確にプリントされるかを確認するためにプレビューすることをお勧めします。

ブックって高いのにこれでは誰も注文できないと思う。



(追記:2011.10.6)
今頃になってだがブックをPDF保存でちゃんとした出来当たりにならない理由が判明。気付かない方がどうかしていたのだが…。PDFで保存、はプリントメニューからだから、そこで用紙サイズをL判用を選んだままになっていたためだった。

でもさ、そうなってたなら無理やりL判に小さく収めてしまうとか、それとも用紙出力ではないんだから選ばれている用紙サイズを無視してくれればいいのに。

多分用紙設定をカスタムサイズでブックの大きさに合わせればいいのかもしれないけど、余白を気にしなければB5とかA4とかにしとけばOK。

コンテキストメニューでちゃんとのPDFが出力されるんだけど、それだとブックによっては表紙と裏表紙がつながっててPDFの1ページ目の横幅が倍になってしまってたりするので。

ブックの写真の配置やテキスト入力とか、もう少し自由度欲しいなと思う。注文向きに作るんじゃないならPagesを使えってことかな。

ところで、写真単体のプリントメニューにはPDF出力ってないのね。一枚一枚はともかく、インデックスシートはPDFにしたかったけどね。

2010年11月11日木曜日

ロスコー・ライリー・ルール シリーズ2、3巻

Roscoe Riley Rules
 #2 Never Swipe a Bully's Bear
 #3 Don't Swap Your Sweater for a Dog
(Katherine Applegate)

YL2くらい
w5936, 5899

このシリーズ面白い!今回は本で買った。安かったから(アマゾンで313円+306円)。各章のタイトルが手書き文字になってて絵が大きいところがKindle版と違う。字が大きくてこのくらいの分量で絵が多い子供向けの本だとやはりKindle版より紙の本の方が楽しめる。それにKindle版では表紙の絵が本の中にはないのよね。本棚で小さく見られるだけ。

2巻はロスコーの大事な大事な友達ハミルトンの誘拐事件から。ハミルトンは小さな頃から一緒だったブタのぬいぐるみのことなんだけど、リュックに入れて学校(!)にも連れて行った、でもその日家に帰るとなくなってしまってて大ショック。その嘆きぶりがカワイソウでかわいい。

3巻はトロフィーのお話。友達も幼稚園児の妹も、誰もがなにがしかの賞をもらっているのに自分だけは何もない。ロスコーは金のトロフィーに憧れている。犬の芸のコンテストをききつけてチャンスとばかりに愛犬グーフィーに教え込もうとする。なかなか感動的な話だった。

とにかくロスコーはまっすぐでかわいい。ひねくれたとこがあるわけじゃない。なのに騒動を起こしてしまう(本人にとっては「起こってしまう」ような)。真っ直ぐぶりがとてもほほえましい。

シリーズタイトルについてるRulesは、クレヨンしんちゃんでいうところの「ママとのお約束第何条(だっけ?)」みたいなイメージでいいと思う。





2010年11月10日水曜日

アンクル・トムの小屋 子供向け版

Uncle Tom's Cabin (Told to the Children)
(Harriet Beecher Stowe / H. E. Marshall ed. )

アメリカの奴隷制度を扱った有名な小説の、子供向けに書き直されたもの。
Lit2Goのホームページにリーディングレベル別でも表示できるようになってて、Kと1〜12の数字(多分学年別?)があって、これをレベル3のとこで見つけた。小学校3年向けってことかな。わかりやすくてとても読みやすかった。

自分が小学校くらいの時にお話を聞いたかなにかはしてると思う。かなり悲劇的な最後なことだけは覚えてた。読んでてやはり終わりに近づくと読むのが辛くなるくらい悲しいストーリーだった。けれど全編通して重苦しいばかりの内容ではなくて、希望や救いを与える白人側の人々も多く描かれている。家の中で使用人を使う側の気苦労なんかもあるのは意外だった。


今回のこれもiPadで読んだ。章が細かく別れていて各章が短いので、少しずつ何日か掛けて無理なくいけた。折角PDFファイルがあるんだからと、最初はiBooksやi文庫HDで試して見た。入れるのは簡単で、直接iTunesの右側のライブラリのところにダウンロードしたPDFファイルをドラッグするだけ(iBooks)か、デバイスのiPadを選んでAppの下の方のファイル共有の枠内で読み込ませる(i文庫HD)かだけ。

ただこの作品21章もあって、少しずつダウンロードしては繋いで同期させて、っていうのが面倒だったし、前書きも入れて22個も本棚に増やしてしまうのもなぁ。Safariでも読めるけど自分が何章まで読んだのか忘れそうだし飽きそうだし…。

でまた読むためのアプリを探した。「GoodReader for iPad」230円。ランキング上位の有名なアプリだったのね。

今回の先生はこちら
iPadでPDFを読むために覚えておきたい入門Tips! | matuダイアリー

iPad単体でネットからPDFを直接ダウンロードできる、フォルダにまとめられる、ファイル名を変えられる、読んだものに星マークで目印付けられる。もちろん読むにも便利。と至れり尽くせりで、この本を読むのにすごく役立った。

直接ダウンロードは最初なぜか何回も失敗して、パソコンとiPadの接続を外したらあっさりできた。今は繋いだままでもダウンロードできてる??

2010年11月9日火曜日

青空文庫:北大路魯山人

i文庫HD(iPad)の内蔵本棚に入っていた北大路魯山人の作品を読んだ。

どれも短いし、なかなか面白かったのでとりあえずここに入っている分は全部読んじゃえと。全部で19作品あった(青空文庫の方には63個置かれている→作家別作品リスト:北大路 魯山人)。


内容は食に関してのこと。高級分野の話も多いけど家の料理についても参考になることは多々ある。でもまあ駆け足で読んじゃったので…実践まではいかないけども食べ物に対しての心がけだけは教えていただいた。

ちょっと金持ち系で小うるさい感じがするし、偏見すぎな気がする所もあった。天然もの極上信仰っぽいとことか。時代が古いせいもあるだろうけど(生年1883、没年1959)。けれど読み物としては非常に面白いし読みやすい。批評眼がやたら辛口。例えばフランス料理なんか激しくこきおろしている。Wikipediaで見ると人物像がなかなかすごくて興味深い(北大路魯山人 - Wikipedia)。

i文庫HDの内蔵は以下の19個。心に残るのは「料理の第一歩」。ちょっと変わった物語を例えにして、料理というより生き方の指針のようで感じ入る。

  1. 甘鯛の姿焼き
  2. 美味しい豆腐の話
  3. お米の話
  4. 高野豆腐
  5. 材料か料理か
  6. 塩昆布の茶漬け
  7. 雑煮
  8. だしの取り方
  9. デンマークのビール
  10. 鍋料理の話
  11. 握り寿司の名人
  12. 日本料理の基礎概念
  13. 美食七十年の体験
  14. 河豚は毒魚か
  15. フランス料理について
  16. 鮪の茶漬け
  17. 味覚馬鹿
  18. 料理の第一歩
  19. 料理メモ

ロスコー・ライリー・ルール シリーズ1巻

Never Glue Your Friends to Chairs
シリーズ:Roscoe Riley Rules #1
著者:Katherine Applegate

YL2くらい?
w5995

読みやすく面白かった。内容も楽しい。主人公の読み方はロスコー・ライリーでいいのかな?小学校1年生。その語り口がひねりがある感じで面白い。ロスコーがいたずらの目的ではないのに大騒動を引き起こしてしまった一件の、ことの始まりから終わりまでを本人が語る形で進んでいく。時々挿絵もあり。この絵がまたカワイイ。

単語が単純な分かえって意味のとり方が難しかったり、様子を表す形容詞や副詞が多いからやや手こずる。わかんなくても雰囲気で勝手に解釈してるけど。

iPadのKindleで購入して読書。$4.39。字が大きくて各章が短いからテンポよく読めた。



2010年11月8日月曜日

VOAより:Pigs Is Pigs ほか

VOA Special English より

  1. Short Story: ‘Pigs Is Pigs’ by Ellis Parker Butler 
  2. Short Story: ‘Doctor Heidegger’s Experiment’ by Nathaniel Hawthorne
  3. A Lesson in Ancient Art, Modern Business of Winemaking
1は最初聞いた時は難しい気がしてたけどもう一回読んでみたら面白かった。細かい点では完全理解してないけど流れはよくわかって笑える。モルモット(ギニーピッグ)がブタ(ピッグ)かどうかで税金だか手数料だか?の10セントの違いのために引き起こされた騒動のお話。

2はナサニエル・ホーソーン作のストーリー。以前にも同じ作者の「ラパチーニの娘」というのがあって面白くて何回も聴いたりしてた。好きな作家(VOAの書き直し版の上で)。
Short Story: 'Rappaccini's Daughter' by Nathaniel Hawthorne, Part 1 Part 2

3はワインの歴史や作り方について。

今回の3つは、新しく入れたiPadアプリで聴きながら読んでいった。
VOA Special English Player for iPad」350円
これ、すごくいいわー。自分が読みたそうな記事が探しやすいし、選ぶと記事と音声が流れ始める。記事も流れるんだよね、ゆっくりゆっくりスクロールされていく。自動スクロールを切って指でもOK、私には自動よりこっちの方のが読みやすい。
文字は拡大できないけど読みやすいし写真もついてる。惜しいのは終了させると続きからはできないので記事の場所を覚えとかなければならないこと、古い記事はないこと、くらい。

旅行の写真をiPhotoへ

旅行行って来た。携帯の写真にGPS付加でiPhotoに読み込ませて試してみたかったんで何でもかんでも撮影してみた。帰って来て見てみると旅行写真としては大したものが撮ってなくてあ〜あ、でも仲間の人がちゃんと普通の写真を撮ってくれてたから。

まず携帯写真だけど(携帯はauのW63H)、GPS付加は撮影前か撮影直後の一回ごとにいちいちやらなければならない。写真を撮る際に現在地を取得するのに時間がかかりタイミングがずれてしまう。だからGPS付加は時々にした。それとなんだかそれほど正確というわけではないのね。気にするほどではないにしても拡大するとややずれている時があるようだ。

iPhotoに読み込ませて場所場所の周辺に同じ位置情報を付けるのは、元写真をコピー、ターゲットを選択して「位置情報をペースト」で同じ場所になる。右側の情報ウィンドウの小さい地図にピンが立つ。iPhotoの「撮影地」にも沢山ピンが立った。

ただねえ、このアルバムの撮影地だけを見る機能ってないのね。アルバムとかイベントの画面の右側の小さく表示される地図にはそのアルバムや選択した写真だけのピンが立つけど、もっと大きい画面でこのアルバムだけの地図を見たくても、全体地図には付近の別アルバムのピンも立っている。撮影地から一部の地名だけを選ぶと拡大地図になるけどやはり近場にあるピンも出てる。まあそういう仕様なんだね。私はGoogleマイマップのようなものを想像してた。地図と写真をセットにして印刷するような機能もなさげ。

でもこの旅行イベントのスライドショーを「撮影地」のテーマで動かすとこれはすごい!。地図をダウンロードするのに待たされたけど、始まったらすごいの。おー、こういうの見たかった。並替が日付の昇順だったからかな。旅行の順番通りに地図上を移動して写真が表示されていく。これはムービーとして保存できないのかしら?

位置情報取るためだけのしょうもない写真が混ざってしまうのはしょうがないか。絵か何かと差し替えて日付や位置をいじって差し込めばなんとかなるかもね(多分やらないけど)。

時間と場所が写真についてるでしょ。こういうの使ってもっとさっぱりとシンプルなものがないかしらね。写真がなくても地図上で位置と時間がわかるような。旅行の記録くらいしか用がないかもだけど。

iPhotoでは写真に位置情報を追加するのに緯度と経度の入力でもできるんだけど、iPhotoからは写真の緯度経度情報教えてくれないね。auはメールでGPS情報送ることができるけど、メール文中のリンク先はEZナビの地図に行ってしまう。EZナビって使ったことがなくて…。まあリンク先の中に入っている数字に緯度経度が書かれてはいるんだけどね。

2010年11月6日土曜日

RSSをお勉強

勉強ってほどでもないけどいつもの生半可覚えで。

パソコン版のサファリでは、ブログだとアドレス欄に「RSS」とか「リーダー」ってマークが出るけどiPad版では出ない。

でもブログ中にそういうマークやリンクがあるものはリーダーっぽい一覧表示されるので、そういうリンクを作るにはどうしたらいいのかと思って。自分のブログのリーダー風リスト表示させたかったので。

今回の先生はこちら
クリボウの Blogger 入門: Blogger のフィード URL とパラメータ

専門用語がわからないけど、とりあえずやってみた。思ったように表示されているから合っているとは思う…?

  1. 30投稿
  2. 30投稿(要約)
  3. 全部の投稿の要約(現時点で145個)

2010年11月5日金曜日

VOAより:アメリカ人とのごあいさつ

VOA The Classroom >EFL Teaching Community より
An American Greeting 

なんか面白い。簡単な英語で読みやすい。あいさつの指導なんだけど、最初は日本人とかわす時のお辞儀の仕方が書いてあって、15度とか30度とか…、その次はアメリカ人との握手の仕方。指導がすごく丁寧で勉強になります。握手のアドバイスを読むとなるほど、礼の角度まであるのは頷ける。お互い知らない世界だものね。

いつの間にかできてたVOAの「The Classroom」。何やら英語学習のためのサイトらしい。アーカイブ記事にそれぞれactivityというものがいくつかついていて、テストが出る。なかなか面白いです。すごく簡単かと思えば、質問の意味が全然わからないのもあったりして(ボキャブラリ不足が祟る)。このactivityはフラッシュというものなのかな?iPadでは表示されなかった。

最初に書いたEFLなんたらのページはactivityも音声もなしのとこで今のところ記事はひとつだけ。PDFファイルのダウンロードがある。

他に音声と記事見たもの(activitiesやってないけど)、
With Bedbugs, Some People See Pests, Others See Profits 
YouTube Creative Video Competition Gets 23,000 Entries 

上はbedbug(辞書ではナンキンムシとある)のこと
もうひとつはユーチューブのコンテストのこと




iPad アプリで「Toy Story Read-Along」を購入。といっても無料だから…。

面白いです。昔インタラクティブ絵本とかいうのがあったんだけど(「おばあちゃんとぼくと」とか)そんな感じ。易しくて楽しい英語。短くて、できたらもっとページ数増やしてほしいな。まあ子供向けのようだからしょうがないけど。

動画とかあまりいらないから、パイレーツオブカリビアンの音声音楽付きのフォト絵本みたいなのがあるといいのにな。

2010年11月4日木曜日

VOAより:エドガー・アラン・ポーについて

VOA Special English より
Edgar Allan Poe, 1809-1849: His Poems and Stories Are Strange and Frightening

エドガー・アラン・ポーの紹介と略歴。
後半の詩の部分はよくわからなかった。

iPadのSafariで聞きながら読んだ。
音声の場所に「Download MP3」というリンクがあるのでそこを長押しするとフキダシが出るので「新規ページを開く」を選ぶ。すると音声バーだけのページになって読み上げが始まるので、上の複数ページのボタンで前のページを選び直すと聞きながらページが読める。

VOAの文章ページは横幅が狭いので拡大しても縦スクロールだけですむ所もいいね。気に入った記事はパソコンで先ほどのリンクからダウンロードしてiTunesに入れてる。今日聞いたこれも気に入った記事のひとつ。

以前はポッドキャストでVOA Special Englishを購読してたけど、毎日毎日増えていくので聞かないまま宿題を溜め込む状態になっちゃった。興味のない話も多かったのでpodcastはやめた。興味を引くのだけにするつもり。

おたんこナース(佐々木倫子)5巻

おたんこナース 5巻お正月気分
(佐々木倫子)
小学館ビッグスピリッツコミックス

これはiPadで読んだ。iPadアプリの「BIG COMIC スピリッツ」をダウンロードして、そこから購入。

佐々木倫子さんの漫画であるし、これはまだ始めの方の巻しか持っていないので試しにと思って買った。で、結論から言えば、漫画はやっぱり紙の本で買おうと思った。

佐々木倫子さんのだから特になんだけど、この人の作品はすごく面白くて心にもじんわりとしみる。何度も読み返したい、あの回だけもう一回読みたい、小ネタやセリフも面白いからあの部分だけ見たい、しばらくはトイレとかその辺に置いといていつでも会えるし、家族の誰でも読めるように、というような読み方や扱い方だったんだった。そういうとこで電子ブックだとちょっとかったるい。

確かにすぐに手に入るしiPadを持っていさえすれば見られる。サンプルで数ページ立ち読みできるのもいい。でも思ってたよりも気が利かない感じが目についてがっかりした所も多い。

まず、目次がありながらその回にジャンプできないことに驚いた。この本にはカルテ24〜28までの5話入っているのに。ただ紙をそのまま電子化しただけ?目次からその回に飛んだり目次に戻ったり、しおりをいくつも挟んだりするのは当たり前にあるべき機能だと思ってた。

ページめくりは手でなでる方式で左右のタップで、ができない。自分の手が見るのに邪魔になる。下方にバーが出るけど漫画だからこれ出してページ繰りではもっと画面の邪魔になる。注釈の活字は拡大してもぼんやりとしてしまい見にくい。

この本の最初の数ページはカラーだった雰囲気だけど白黒。本なら仕方ないけど折角の電子書籍だからって期待しすぎてるかな。

値段は1冊350円で、できたら300円にしてほしいけどまあギリギリ我慢できる。でもこの値段は12月末までの期間限定価格だとか。これ以上高いとやっぱり普通に紙の本で手元に置きたい。

アプリを起動すると必ずストア画面から始まるのはいらつく。4作品しか置いてないのに。読んでて時々いきなり終了してしまうことも何回かあった。等々細かな不満もいくつかある。

作品そのものにはすごく満足。主人公似鳥ばかりでなく患者も家族も医者もクセがあってやたら面白い。パーキンソン病のこととか、看護の現場とかいろいろ教わることも多い。この1冊くらいはiPadに常時入れておくのも悪くはない。

2010年11月3日水曜日

青空文庫:小林一三

今月いっぱい山梨県立美術館で「小林一三の世界展」という展示があって、見に行きたいと思ったので予習がてら青空文庫にある3作品?を読んだ。作品も人物的にもなかなか興味深い。

  1. アーニイ・パイルの前に立ちて(小林一三)
  2. 宝塚生い立ちの記(小林一三)
  3. 東京宝塚劇場の再開に憶う(小林一三)
宝塚や東宝を創った人なんだそうですね。実は展示の宣伝を聞くまで知らなかった、名前も。

元々実業家系の人は創りだすものが壮大すぎて、キャラ的に遠すぎる人々だからそれほど興味も湧かなかったけれど、創造者としての思いや夢があるんだよね。当然だよね。

現代に繋がっていくリアルに時代を作りだしてきた人々のことをもっと知らなければだめだなと反省もする。

VOAからハロウィンなストーリー

VOA Special Englishより
A Story for Halloween: 'The Boy on Graves-End Road'

ハロウィン向けの怪談。シンプルでわかりやすい。音声は効果音も入ってラジオドラマになっているので楽しめる。

2010年11月2日火曜日

遺書(芥川竜之介)他2

青空文庫(i文庫HD)から
「遺書」は普通に小説だと思って読んでいったら本当の遺書だったので驚いた。公開向けに描かれていないので余計に、外野には説明されていない事柄や心情が行間から伝わってくるような重みがある。

特に最後の一行は、何だか世の中に対する恨みか怒りかの含みがあるようで、まるで呪いの言葉のようにも思える。文学がストーリーよりも人間の心情を表現するものというなら、遺書というのは至高の文学と言えるのでは、なんて思ってしまう。不謹慎かもしれないけどね。滅多に読めるものでもないし…。

遺書といえばいつも思い出すのは、陸上の円谷幸吉さんの遺書です。心にずんとくる。読むだけで、悲しみが大きな塊になって心に残されてしまう。

2010年11月1日月曜日

iPhoto '11を使ってみる

iPhoto自体を最近はあまり使ってなかった。このごろはデジカメよりももっぱら携帯電話での撮影ばっかり。撮るだけでほとんど何もしてなかったから、この際だから写真の整理も兼ねてと始めたんだけど、その整理にやたらと時間がかかってしまった。

Tigerで使ってた時からのでその後はiPhoto’11までの間のバージョンアップしてなかったし、忘れた頃また写真を足すのに使ってた程度だからずれてるとこがあるかもしれない。

前はロールと呼んでたものをイベントって言うんだね。ライブラリでイベントのを選ぶとあの「新しい画面はこんななのよ」的な一覧になる。でも追加したり同じ写真を削除したりの整理はやっぱり前のロール一覧みたいな画面がいいの写真のライブラリで作業、イベントを分けたり結合したりという作業はとてもやりやすい。

ただしイベントの名称変更はここではできなくて、いちいちイベントのライブラリで直さなければならないのがやたらとめんどくさかった。それに写真のコメント(説明)は写真ライブラリでもつけられるけど、イベントの説明はイベントライブラリでつけなきゃならない。単純に写真とイベントは表示方法が違うだけくらいなんだから、どっちでもイベントに関する変更はさせてくれてもいいのに。

「ようこそiPhotoへ」、一番最初に起動した時に出たあのウィンドウ、「さあ、始めよう」と「ヘルプを見る」があるけど、このウィンドウからはリンクされない、何で?。最初に何かビデオでも見せてくれるんじゃないのか。ヘルプに同じ項目があるけど、ヘルプが表示されなかった、真っ白なまま。これはディスカッションフォーラムで解決。
「~/Library/Preferences/com.apple.help.plist」と「/Library/Preferences/com.apple.helpviewer.plist」を削除することにより表示されるようになった。ただこのヘルプがいつも最前面に出てるので邪魔!。

「最近の1カ月間」が表示されない。月数を環境設定で変えても何も出ない。

以前は左側の下に表示されてた年と月の選択で表示させるのは検索をクリックして日付を選ぶと出る。それはいいんだけど、10月、11月、12月がダメ。どの年度でもその3カ月は写真が全部出てしまう。

キーワードも検索で選ぶと出る。これは便利で、キーワードを付けた写真の枚数まで教えてくれる。でも人々っていうのが面白い機能で顔を判別してくれるんで、以前のような人名のキーワードは要らなくなったかな。キーワードも今までのを手直ししてまた整理しなおそうかと。

撮影地は旅行したりお店の場所を覚えとくには面白いかも。知られたくない位置情報は公開する時にはちゃんと外せるんだろうかってのが心配なんだけど。

写真を別ウィンドウで表示させて欲しいなと思う。編集画面では拡大したりいくつか並べることができるようだけど、見るだけのときにはできないんだもの。見るだけならプレビューの方が便利なんだけどな。

写真を送るにはどうしたら、って思ったら下の「共有」のボタンの中にメールがあった。これはなかなかオシャレに面白い。いくつかあるアレンジの中から選んで入替や拡大もできる。写真本体を付けなくてもアレンジしたものだけをJPEGファイルで送ればファイルサイズもそれほど使わない。1枚だけ普通に送る分にはMailからでいいし、Mailでの写真選びにあのイベント表示が威力を発揮する。MailはMailでそっちは別に写真利用のひな形が用意されてたりもする。

写真をちゃんとiPhotoで管理さえしていれば、MailやPagesなどのアプリケーションで利用するにはとても便利で使いやすいようだ。まだ写真の編集ってしたことはないけど、サイズに関してだけなら特に何もしないでそのまま写真利用できるところがすごくいい。

ところでユーザ登録ができない。パッケージのシリアル番号を入れるようにいわれるけど、iLifeのUpgrade DVD には箱もないしシリアル番号もないんだもの。iPhoto ’11の最初の起動時にも登録を促されたような。

2010年10月29日金曜日

クラインの壷(岡嶋二人)

前に読んだのは何年前かな、くらいの再読。本棚で黄ばんでる文庫本を久々に読んだ。

細部は忘れてるにしても基本の流れは忘れられない。その上で読んでも夢中になってラストまで目を離せないこの魅力はもうすごい。最初はざっと目を通すだけにしようって思ったんだけど結局始めから終わりまでのハマり方してしまった。

自分の場所を失う恐怖がじわじわ迫ってくる。終わりまで読んでしまっても、例えば警告に関する残された疑問が、本当に表面上の終わり方で合っているのかっていう怖さを生み出しもする。現実世界、虚構世界、境界線の世界、にそれぞれ仕掛けられた三重の迷路に連れて行かれる。




2010年10月28日木曜日

マザーグースとジンジャーとピクルスとミッチェルとシャキーラ

Beatrix Potter 作品ふたつ

・Cecily Parsley's Nursery Rhymes
童謡集(っていってもページ数はとても少ないけど)ポターさんのイラストを楽しむ絵本。w230

・The Tale of  Ginger and Pickles
猫のジンジャーと犬のピクルスの営む雑貨屋さんの話、、と思ってたらこれは商売のやり方の話だったみたい。w1100




VOA Special English - American Mosaic より

The Story of a Life in Writer Margaret Mitchell’s Atlanta Home | Special English | Learning English

「風と共に去りぬ(Gone with the Wind)」の作者、マーガレット・ミッチェルについて、とスミソニアン博物館について、とShakiraさんという歌手のことについての3つ。

「風と共に去りぬ」は映画でしか知らないけどいつか原書で読みたい作品。3つめの音楽の話題はなかなかいい。ラテン系の音楽で楽しい。

「病院横町の殺人犯」他5

青空文庫(iPad読書)から

  1. 病院横町の殺人犯(ポー/森鴎外 訳)
  2. モルグ街の殺人事件(ポー/佐々木直次郎 訳)
  3. 赤毛連盟(コナン・ドイル/大久保ゆう 訳)
  4. 山椒大夫(森鴎外)
  5. 高瀬舟(森鴎外)
  6. 外科室(泉鏡花)

1と2は同じ作品の翻訳だが、森鴎外訳の方は言葉が難しくてやや読み辛い。その後読んだ佐々木直次郎訳は流れるように読めた。再読でもあるし内容を知った上で読んでいるためもあったが、初読の時の、出だしの部分が観念的で放り出したくなってた部分も丁寧に読むことができたし、殺人現場のイメージも前の時よりはよくわかった。特に窓のところ。

出だし部分は森鴎外訳の方はすっぱり切られていて、巻末にそのことも翻訳者本人からの説明にあった。確かに削除されるのも嫌だけど、あるとそのために作品自体を敬遠してしまいそうだ。もしも英語がもっと理解できるようになったとしてもポーの作品は読むのに難しすぎそうで無理だろうな。翻訳物か子供向けに?易しく書き直されたものしか読めないだろう。作品の出す雰囲気が好きなだけに悔しい気がする。

6「外科室」短い作品だけれど、詳しくは語らてないのに現れた部分に沢山のものが凝縮されていてすごい。手術室の息苦しさと緊張感を描きつつ愛の激しさがほとばしる。イメージ的には室内の鮮血の恐怖と鮮やかさを見せられた感じ。プラトニックかどうかがわからないんだけれども、どっちでもいいけど、ネットでの感想を見るとそうなっているみたい。

「赤毛連盟」は再読で、「高瀬舟」は初読、「山椒大夫」はストーリーを知ってるけれども初読。iPad(i文庫HD)のいい所はどこでも読める、いつでも続きを読める、読むものが沢山ある、などいろいろあるけど「字が大きい(大きく表示できる)」が私的には一番かも。読みにくい昔の文章も文字が大きいだけでこんなにも違うかなというほど読める。老眼になりつつあることもあるけど、ともかく読む速さが全然違ってくるのが快い。

2010年10月25日月曜日

ピーターラビットなど

そう、あのイラストが美しいピーターラビットの絵本。今回初めて読んだ。
最初はi文庫HDに入っている大久保ゆうさんの翻訳した4つを読んだ。

作:ビアトリクス・ポター 訳:大久保ゆう
  1. あなうさピーターのはなし
  2. ばにばにベンジャミンのはなし
  3. きたりすナトキンのはなし
  4. ばにばにきょうだいのはなし
そのあとiBooksを見ると彼女の作品が沢山あったのでいくつか読む。

作:Beatrix Potter(→プロジェクト・グーテンベルク
  1. The Tale of Peter Rabbit (w943)
  2. The Tale of Benjamin Bunny (w1132)
  3. The Tale of Squirrel Nutkin (w1203)
  4. The Tale of Flopsy Bunnies (w1000)
  5. The Tale of Tom Kitten (w690)
  6. The Tailor of Gloucester (w2700)
YLは3〜5くらい。絵本と思っていても結構難しいなと思った。ステキなイラストが読む助けをしてくれるけど、最初の4つは先に翻訳の方を読んだからさらっと読めたんだなと実感。まだまだ英語の本読んでるってほどでもないなあ。

特に最後のは途中まで読んだけど何だかさっぱりわからなくて、Wikipediaに載っていたあらすじを先に読んでしまった(グロースターの仕たて屋 - Wikipedia)。ネタバレだったけど読んだとこがやっと理解できてあとは楽しく読めた、、当たり前だけどね。

蠅男/クリスマス・カロル

iPad - i文庫HDで読書。

  1. 蠅男(海野十三)
  2. クリスマス・カロル(チャールズ・ディケンズ/森田草平 訳)
1「蠅男」探偵小説。とても臭いにおいが町中を包むっていう書き出しが思わず目を引く。面白かったけど蠅男の正体があらわになった頃からはちょっとつまらなくなったかな。犯人にあまり同情的な気持ちを寄せたり詳しく書いたりしない所は昔の小説っぽいと思った。

2「クリスマス・カロル」最初は文章が古い昔の書き方でやたらと読みにくいと感じた。有名な小説でタイトルはよく聞くけど中身を知らなかったので、ストーリーの概要をつかんでおこうと我慢して読んでたら途中からは気にならなくなった。終わりの方では泣きそうになっちゃったよ。

去年のクリスマス頃オーディブルでこのオーディオブック無料って時があって、でダウンロードはしたけど内容がさっぱりわからず途中で投げちゃったから、それを聴くためにの読書。流れを知るとがぜん聴きやすくなる。

2010年10月24日日曜日

Detective Camp (Ron Roy)

Detective Camp
(Ron Roy)
シリーズ:A to Z Mysteries Super Edition #1
YL3.3 w11319

語数(w)と読みやすさレベル(YL)は「SSS書評検索システム/SSS書籍TOP」より。

iPadのKindleで読んだ。$5.89

洋書と言えるものは久々で、ノート見たら去年の5月以来。なるべく簡単そうなものから多読を再開しようと思ったんだけど、やはりちょっと苦戦した。それでも児童書なので他にiBooksやKindleからダウンロードした無料のものよりははるかに楽に楽しめた。

これからはYLとか語数とか気にしないで、英語の読み物系を読んだら多読として記録していこうかなと思ってる。語数がわかるものだけ参考程度に添えるけど。




2010年10月23日土曜日

Bluetoothで写真を送る

携帯電話にもパソコンにもiPadにもBluetoothってのがあるので、それでなんとか写真をやり取りできないかと試みた。結果を言えば携帯とパソコンはできた。携帯とiPadはできなかった。

携帯はauのW63H、パソコンは買ったばかりのMacBook Pro。携帯のアクセサリメニューからBluetoothを選んで、パソコンはメニューバーからBluetoothを入にするとか選んで、その後はよくわからないので適当にいじってたら、携帯にパスコード入力って画面が出た、適当な数字を入れたらパソコンの方でも入力欄が出たので同じ数字を入れる、でお互いに相手の名前が出てるので繋がったみたいなんだけどどうすればいいのかわからない。携帯から写真を送ろうとすると「対応機器ではありません」とか出る。

AU W61Tから Bluetoothでファイル送信: 駄記
やり方を探してたらこのページがあった。おかげでバッチリ。一旦登録された接続先を削除してやり直したらできた。Bluetooth共有のチェックがなかったことと、最初の登録で設定内容がおかしかったからかな。最初は共有チェックを入れてもできなかったから一旦は諦めて接続先も削除したら新たにちゃんと設定画面が出たように思う。

今までは携帯からメールでパソコンへ写真を送っていた。Bluetoothでのやりとりも1件ずつだから手間としてはそんなには違わないかも知れないけど通信費をわざわざ余分にかけるよりはね。

USBでも接続できるみたいだけど、携帯買った時の箱探したらケーブルが入ってたんだけど形が違って入らない。充電器の卓上ホルダにもその穴がないよ。多分2種類あってこのケーブルが入る穴のついたものがあるんだろう。(この卓上ホルダ自体も何故かこわれやすくて充電できないから今は携帯の充電は直結にしてる。)

ちなみにiPadは繋がってはいても写真を送ろうとすると携帯の画面に「対応機器ではありません」としか出ない。iPadの設定>一般 のとこしかBluetooth関連はないみたいだからこれ以上は何もできそうもないか?

A Lifestyle (Fernando Sorrentino)

Short Storiesより

A Lifestyle
(Fernando Sorrentino)

最後まで読んで、笑えた。ああ、そういうことだったのかって。最初の1文が効果を見せている。

途中出てくる鍵屋さんが何言っているのかさっぱり意味がわからなかったんだけどね。わからなくても状況はわかるので影響なし。ただどうしてそういうことになったのかは疑問のままだけど。でも気にせず読んじゃってよかった。面白かった。

iPod shuffleも来ちゃった

こんなに一遍にいろいろ持ち物を増やしたくなかったんだけど、今回はたまたまカードポイントがたまったので交換した。他に欲しいものなかったから。でも先月申し込んどいたまま忘れてた。今日届いて思い出したくらい。

小ちゃいサイコロ型のプラスチックパッケージでかわいい。でも説明書きも箱に合わせたかわいいサイズであっさりとしたもの(+同じく小さい紙にすごく細かい字びっしり重要なお知らせ)。詳しいことはサポートページをご覧くださいですって。まるでガチャポンに入ってる紙みたいだよ。

本体は本当にカワイイ。画面のないiPodは初めて使うんだけど思ったほど不便じゃなさそうだ。VoiceOverという機能で、読み上げで曲を教えてくれるしプレイリストを選べる。日本語だと読み方が変だしちょっと聞き取りにくいけどね。

何よりこの劇的な軽さ! クリップ型で重さもクリップ程度。仕事中だと首に吊るしたnanoでも重いとか煩わしいって思うことが時々あったから(初代iPodに比べたら贅沢言ってんだけどね)。

2ギガもあるけど入れるのはそんなになくてもいいかな。沢山入れちゃうとやっぱり画面がないことで探すのが不便になりそう。音楽はプレイリストで選べるけどポッドキャストやオーディオブックはプレイリスト作ってもプレイリスト名じゃなくて個々の読み上げになってしまうので、数が多いと目的のものがなかなか出ない。何をどう入れとくのかがShuffleのポイントかな。一応ちゃんとディスクとしても使える。用途は今のところ考えはないけど。

iPadの充電器は使えるか?。iPadに付属しているのは「10W USB 電源アダプタ」というもので、iPod Shuffleの(ネットの方の)説明書には「Apple USB 電源アダプタ」を使えとある。ただアップルストアでその10Wの方の電源アダプタを見ると使える機種にshuffle(第4世代)が入っているので大丈夫だろう。

このshuffleは第4世代ということらしいが、何世代目かってこともちゃんとパッケージに書いといて欲しいな。知らせてくれないのに買物する時だけ何世代目かということが重要なんだから。Shuffleみたいに明らかにそれぞれの形が違うとわかりやすいけどさ、他のはややこしいもの。

2010年10月22日金曜日

iLife '11だって

この間パソコン買ったばかりなのにもうiLifeがバージョンアップしてしまった。でも10/1〜19の間に買った人には680円でアップグレードしてくれるというので一応申し込んだ。安いとはいえ有料かあ、ちょっと癪だな。iPhotoしか使ってないからどうしようと思ったけど安いうちに申し込まないのも癪だから。申し込みに期限(11/19)があって後にすると忘れちゃいそうだし、しょうがないな。

MailにあるRSS「アップル - ホットニュース」で知ったんだけど、メールで教えてくれればいいのにと思った。それにオンラインの申し込みで、箱に書いてあるシリアル番号を入れさせるのはしょうがないけど、購入店と場所と保証書日付を入れさせる。保証書なんてついてないし、アップルストアの場所なんて?入力欄空けとくと入れろというので適当にした。

折り返し注文の確認メールと成立メールが来たんでOKなんでしょう。「アップル - iLife - Up-To-Dateプログラム - Up-To-Dateプログラム対象の新しいMacコンピュータ」ってページ見たけど自分ののモデルナンバーってのがわからなかった。でも隣のファミリーパートナンバーが前買った時のメールに載ってたものと同じのがあったので大丈夫とは思ったけど、こっちの番号は何なのかな。

アップルストアを通して買って、登録もしたんだからメールが届いて「アップグレードしますか? はい/いいえ/あとで」みたいに簡単にしてほしい。アップル製品ってろくな説明書も付けてはくれないし、サービス悪いんじゃない。

2010年10月21日木曜日

アッシャー家の崩壊(ポー)他3

今日も「i文庫HD」で本読み。

  1. アッシャー家の崩壊(エドガー・アラン・ポー/佐々木直次郎 訳)
  2. はやぶさ君の冒険日誌2010(小野瀬直美、奥平恭子/JAXA宇宙科学研究本部)
  3. 坊ちゃん(夏目漱石)
  4. トロッコ(芥川竜之介)

2「はやぶさ君の…」は青空文庫ではないけれど内蔵本棚にあった。理科系は苦手で最初はすこしわかりにくかったけど面白かった。

ドラマじゃないですか〜。はるかなかの地でどこかにいるであろうミネルバちゃんとか、長いこと気を失って行方不明になってしまったはやぶさ君をうすださんが探してずっと呼びかけるのだとか。

2003年に旅だち2010年に帰還という遠大さもすごいね。科学者の人たちは一体どんな画面ではやぶさ君と話をしてるんだろう。

3「坊ちゃん」は中学の時に読んだことがあるけど内容は忘れてしまってた。でもいつだかモンキーパンチさんが赴任までの部分を漫画で描いて、その後の部分はアニメでやったことがあったので印象は残ってる。夏目漱石さんの本で読んだのはこの本だけだな。テンポが良くてとても面白かった。

1「アッシャー家の…」はもう、すごい暗さ。風景も建物も、アッシャー家の人も、病気も芸術的な才能も、すべての要素が一直線に破滅へ向かっているこの陰々鬱々さ。でも結構好きなんだよね。

4「トロッコ」は確か中学か小学校の教科書に載ってた、多分全文ではないだろうけど。内容は覚えていなかったけど、ただ教科書に載ってた挿絵がぼんやり浮かぶ、、んだけど、少年が一人トロッコを押してたような気がしたんだけど、どうも読んでいくとそのシーンがないみたいだから軌道を歩いているとこだったのかな。

i文庫HD - マニュアル

少女地獄(夢野久作)他2

iPadで青空文庫を3つ読書。

  1. 少女地獄(夢野久作)
  2. 瓶詰地獄(夢野久作)
  3. 地獄変(芥川竜之介)

どれも面白くて一気に読める。なんか地獄ばっかりね。
特に1と3は心の闇の恐ろしさとか深淵を描きつつ、その芸術的な創造性の表現がすごい。

1は「少女地獄」「殺人リレー」「火星の女」の3本立て。
3は絵師がメインなんだけど殿様の方のキャラクター性がなかなか微妙で抑えた表現でちらちらと垣間見せてる所がいいな。

2010年10月20日水曜日

いらっしゃ〜い、iPad

おととい知り合いの人に安く譲ってもらった。買ったけどあまり使い道がないということで。ソフトバンクの解約にも一万円近くかかったとか。ホント申し訳ない。感謝してます。超ラッキー!ですです。

実は先月3日間ほど借りたものなんだよね。その時にまあ勝手にというか使えそうな無料アプリなんかをダウンロードしてて(一応自分のアップルのID使って)、こういうのは同期でどうなるんだろうとか心配だったがそのままで大丈夫だったみたい。

アドレスブックを全部同期したら、うーん、情報まるみえで人に見られたらまずいなあ。グループで分けるかとかiPad用の住所録を別建てで作るかとかやっているうちに非常にめんどくさくなってきた。だいたい同じようなものをあっちこっちに別に作るから手間も増えるし正確さも欠けるからシンプルにしようとしてたとこだったんだし。まあいいや、と全部同期させた。住所クリックでGoogle地図にストンて見せてくれる面白さはすごく魅力だもんね。iPadを外に持ち出す用もないし便利に作ってあるものは使わなきゃ。

iPad入手で欲しかったのは青空文庫リーダーの「i文庫HD」800円。即買って早速利用。すばらしい〜。読みやすさこの上なし。このためのiPadだって言えるほど。

勿論iBooksとKindleもね。最近は洋書読んでないからアンデルセンとかグリムとかの童話系から。KindleはAmazon.comのアカウントを取らなきゃならなくて、やり方を解説してくれるサイトに教えてもらって。
Amazonマニア Amazon.com/Amazon.fr/Amazon.ukでお買い物 Amazon.com(アメリカサイト)の登録方法 *超初心者編*

アマゾンにも無料本があって、ホームズものとか一応ダウンロードしてみた。使い勝手は一緒だからいいんだけど、ただ目次からジャンプという機能がないみたいなのがちょっと不便そう。有料の児童書も試しに買ってみた。挿絵もちゃんと載ってる。

2010年10月18日月曜日

分身(東野圭吾)

分身(東野圭吾)集英社文庫

ゆうべ寝る前に読み始めちゃったものだから、夢中になってついつい明け方まで読んじゃったよ。一日じゅうすごく眠かった。寝ぎわに東野圭吾さんの本は毒だね。最初から思いっきり惹き付けられてしまう。

よくある設定かな、と思わせといてなおぐいぐいドラマに引き込んでいって、次々に展開する場面はとても予測できない。横たわる謎は多く、人々の気持ちが切なく心に響く。

主役は二人の女の子で「鞠子の章」と「双葉の章」が交代で展開されてだんだんと真実に近づいていくやりかたもいい。心に残る作品です。この後の二人はどうなるんだろうって想像させるような終わり方もよかった。




To Doがしっちゃかめっちゃか

何やら未だにカスタマイズばっかり。MobileMeのTo Doがどうもわからない。

MailにメモとかTo Doとかあって、これが混乱のもと。Mailの環境設定>作成でメモとTo Doの作成先にMobileMeが選べるのでそうして、To Do作成してみた。

そうしたらiCalではMobileMeのカレンダーと同期してるカレンダー群(ユーザ名@me.comの下に並んでる)とは別にMOBILEMEとか作られて、その下に「To Do をメールで送信」なんてカレンダーが作られてる。MobileMeのカレンダーの方に載せるにはiCal(かMail)でそのTo Do項目をそっちに移さなけりゃならない。

To Doのイメージとしては、メール作成中でも何でも、思いついたTo Doを登録すればMobileMeのカレンダーにも反映するものだと思ってたんだけど、こういうものだろうか?何か間違えてるような気がしてならない。いろいろ設定をいじっては試してみたけどできない。

iCalから該当のカレンダーを選んでTo Do項目に入れればすぐにMobileMeの方にも反映するからそれでいいんだけどね、でもなまじMailからもTo Doが作れるから、どのアドレスでMail見てるときでもMobileMeのカレンダーのTo Doに入れられるようにしたいと思って。

でもiPhoneやiPadがあるわけじゃないから家のパソコンで見る限りあんまり関係ないことだけどさ。常にスケジュール管理するほど予定があるわけじゃないし、MobileMeのカレンダーは月表示でわかればいいくらいだから。

ただあっちこっちに似たようなデータを置きたくなくって。一か所を変更すればどこから見ても同じものが見えるようにしたいからと思ってあれこれいじったけど、テストデータでカレンダーばかり増えてややこしくなるばかり。GmailをIMAPにしたせいか、Mail上で作られたGmailのとこのTo DoがGmailのページにアドレス無しで行ってるみたいだし、もうよくわからないからいいや。

To Doは今日やることが一番メインで、今週中くらいにやることと、あとせいぜい今月中かまたいつか、ってくらいのことだから、使い捨てのメモ用紙くらいにシンプルでなくちゃね。無くしにくくて筆記具以上に持ち歩くものと言えば携帯電話、これを使っていい技を教えてくれるページがあった。


  1. ケータイ活用術 ToDoリストや備忘録…メールの意外な活用法って? - au one ケータイ情報
  2. おかゆ MacBook iPhoneのメモで To Do を管理する (Spotlight検索の活用)

1はそのものズバリな使い方。タスクリストとかメモ帳とかだと使いにくいものね。
2はiPhone持ってないんだけど探しやすくするために「Act」をつけるという単純にして画期的なアイディア。使わせていただきます。

2010年10月16日土曜日

タイムマシンが動き出す

何年も使っていない外付けハードディスクがあったので、Time Machine用にもしかしたら使えないかなと繋いでみた。結果はOK。

なんか4つくらいパーティーションに区切ってあって書類とかiTunesの音楽ファイルとか入っていた。多分バックアップ用に使ってたんだろうけどよく覚えてない。手順を複雑にするから面倒になってこんな風に放ったらかしにしてしまい、もともとどうしてたのかも思い出せないいつもの自分のパターンなのだ。

今はこの中身も不要なのでディスクユーティリティで消去、フォーマットがMacのジャーナリングとか書いてあって意味もわからずそうした。そしたらいきなりTime Machine(環境設定)が起動したのでびっくり。使ってみたかったんだからGo、時間がかかりそうだったのでそのまま放っておいた。何時間もしてパソコンのとこに戻ってきたらまだ何かやってる。うーん、長過ぎ、と思ったら何回もバックアップしてるのね。いちおう環境設定には1時間ごととか1日ごととか書いてあるけど自分で設定できるものだと思っていた。とりあえず外付けHD外したかったので一旦切るに入れて、ハードディスクも取り出しにして外した。

なんかただのバックアップツールなだけでちょっとガッカリかなー。でも調べたら環境設定じゃなくてアプリケーションの起動であのクールな画面が見れるのね。夜また繋いでみた。
おー、なんかすごいじゃん。カッコいいです。いない間に保存されてたものが次々と再現されていく。これはすごいな。バックアップっていうとつまんないファイル名とのおつきあいなのにこうもオシャレに作れるものか。魅力的です。常にHD繋ぎっぱなしにもできないけどなるべくできるときには繋ぐようにしよう。

このノートパソコンは内蔵HDが320GBで使用してるのが現在80GB、外付けHDは容量160GBだからいつかは使えなくなるかもね。はるか先のことを心配することもないか。

それにしても、一番最初に買ったパソコンは98ノートで、ハードディスクは何と40MBだったよ。ギガじゃなくてメガ!。それだって、その前にはフロッピーベースのワープロ専用機でパソコン通信してたから、パソコンって物の速さと大容量に感動したものだけど。

あの頃中途半端な知識のまま深い森に入り込んで、そのままずっとさまよっている感じはする。今もパソコンのこともネットワークのこともまだよくわかってないんだよね。

Time Machineに詳しいページのリンク
わかばマークのMacの備忘録 : Time Machine
MacのTime Machineの設定方法と使い方、小技やTipsのまとめ / Inforati

2010年10月15日金曜日

アドレスブックにちょっとハマる


別に新機能でもなんでもなく、前のパソコンでもできる(ことに気付いた)んだけど、アドレスブックって今までほとんど使ってなかったからね。人間関係をクリックで辿るのがなかなか面白くてハマる。

たとえば夫の弟の娘に子供が生まれてハガキとかもらってるじゃない。夫のカードに兄弟の名前、その弟のカードに娘と兄弟(夫)の名前、その娘のカードに父親と子供の名前を入れて、さらに子供のカードを作ってハガキに書いてあった誕生日も入れて編集終わり。

いちいちメモ欄に夫の姪の子供なんて書いとかなくても人間関係の名前の所をクリックすればどんどんカードが表示されるから、しかもサクサクした動きなので楽しい。親戚とか友人とか名前と人間関係くらいしか書いてないカードを増やしちゃった。

MobileMeのコンタクトの方は名前は表示されてるけどこのリンク機能がないのが惜しいな。ただこちらは住所がきっちり書いてあればGoogle地図で場所が地図上にすぐ出るのがいい。アドレスブックも地図にリンクはできるようだけどその市くらいまでしか地図に出してくれないから。

誕生日はiCalとも連携できる。でもiCalの照会だと「だれだれの誕生日」って書かれてるけどMobileMeだと名前しか出ない。しかも苗字と名前の順番が反対だね。いいけど。

同期で手直しが一回で済むって楽ちん。あっちこっちと住所録サービスやソフトがあるけど、でもあまり手を広げないようにしよう。ずっと前だけど宛名職人のデータと同期したら痛い目を見た覚えがあって(なんか同じ名前で内容が書き換えられてしまったような)、それ以来よそとのデータ交流はなんか怖い。

2010年10月13日水曜日

音楽の認証


今日初めて新しいパソコンにiPodを接続した。すると認証がどうのこうのと指示される。今まで認証とかわからなくて調べもしなかったのを反省した。

備忘にまとめとく。
・アップルストアから購入した音楽はパソコン5台まで使用できる。Audibleからの購入は3台まで。
・新しいパソコンで購入した曲を使用する時にはそのパソコンを認証する。今後使わないパソコンは認証解除しておく。
・認証解除は、Storeメニュー>コンピュータの認証を解除。
・Audibleから購入分の認証解除は、詳細メニュー>Audibleアカウントの認証を解除。
・「すべてを認証解除」ということもできるが条件がある。5台認証されて初めてアカウント画面にそのボタンが出るらしい。それに1年に1度しかできないそうだ。
・認証するには、Storeメニュー>コンピュータを認証。
・購入した曲の持ち主は、ファイルメニュー>情報を見る(コマンド+i)で調べられる。
・iTunes Storeで購入したものはオーディオブックの場合ファイル名の最後が「.m4b
・Audibleから購入したものはファイル名の最後が「.aa」または「.aax

Audibleの方への認証は、ヘルプには詳細メニューから、って書いてあったけどないじゃん。iPod内のブックは何も入ってないしどうしよう、って思ったら、iTunesでオーディオブックを再生させようとしたらウィンドウが出た。Audibleのアカウント(は既に入力画面に入っている)とパスワード入力ですぐ接続してるiPodにオーディオブックが吸い込まれていった。

認証の台数はアカウント画面で確認できるが自分が思っていたより多い。そんなにパソコン替えた覚えはないのに。今までは気にしてなかったけどiBook買ったり、その後子供が使うようになったりユーザが代わったりして台数がふえちゃったのかも。自分の管理下のうちは認証のパスワード入力とかはそれほど気も止めずに入れたりしたかもしれないし。

iPodは認証自体には関係ないかも知れないけどパソコンに繋いで同期しようとしたため指示が出たんだと思われる。

1曲だけ認証できてない。これは子供が買ったものだということしか覚えてないけどどういう手順で入れたのか覚えがない。パスワード入れてもらったことがある。もうその子は離れたとこだし電話ではパスワードは教えてくれないだろうな。まあ200円だし買ってもいいけど、今度来た時に入れてもらって概要がどうなるか見てみたい。

曲の停止位置を記憶させるために拡張子を変換、とかいうワザの載ってるページもあるけど、普通に曲のオプション指定じゃダメなのかな。大量に一括してやるためかな。


ところで昼間MobileMeにちょっとアクセスしようとしたらパスワードが違うと言われてしまった。びっくりして環境設定のMobileMe見るとここでも入ってないしパスワードではねられる。なんか変なことしちゃったのかと慌てた。でもGoogleで検索したら他にも同じ人沢山いて、システムの障害だったみたい。ホッとしたけど、腹も立った。最近クラウドサービスも多いけど肝心な時にこういう目にあうこともあるかもってのが問題だよね。

それにしてもGoogleの検索画面で今まさに(Twitterか何かに?)書き込んでる流れが枠の中に展開されてて感心。いつの間にかこんな機能ができてたんだ。Appleの障害はすぐ直ったみたいで、その後Google検索してもその枠はない。緊急時にAppleは何も知らせてはくれない(せめてトップページかサポートページに出して欲しかった)のにGoogleは教えてくれた。


2010年10月12日火曜日

足跡を消したり辿ったり


パソコンは新旧混在だしアプリケーションや書類を確かめたり、ハードディスクやネット上に散らばってるデータに邪魔されたり発見もあったりと、あれやこれや行きつ戻りつしてる。

旧パソコンの方のドットマックの環境設定で同期にチェックが入れられていて(しばらくは同期を中止にしておいたんだけど)、そのチェックを外したいのにグレー表示でいじれない。アプリケーションに「iSync」があったのでこれをいじればいいことにやっと気がつき旧側の同期はとめられたけど新側でのMobileMe環境設定での同期がうまく行かない(よく覚えてないけど)。まあ詳細から表示されてるコンピュータを全部中止にすればiDisk内のデータが全部消されてやり直せたんだけど。

iCalも長いこと放ったらかしだったんだけど公開カレンダーあったままになってるのでこれも直して…BuckupやらMailも自分でも覚えてないようなものが残ってたりとか。ネット上に散らかったゴミを片付けてるような感じ。アプリケーションもMobileMeも高機能になってるのでややこしいし。どこでもMy Macは「正しく動作していません」と言われてしまった。共有も初めてでいろいろ言われてもよくわからないんだけどファインダー上ではパソコン間の共有がなんとなくできてたりして、うーん。

新しいパソコンの中でも最初に作ったユーザの画面とその後旧パソコンから移行したユーザの画面を切り替えてスクリーンショットなどで見比べて、なるべくデスクトップやSafariの状態をまっさらな最初の状態に近づけようと…やっぱり新しいOS使ってるように思いたいもの。

でFinderのサイドバーに移行後の方はハートマークにFavoriteっていうのが出てるけど最初のユーザの方にはない、そもそも何だったんだっけ?→これはまっさらの方では、ユーザーライブラリ内に「よく使う項目」というのが同じもの。「よく使う項目をよく使うための作戦と大きなDockアイコン」というページが詳しかった。おかげでものすごく並んでて小ちゃいアイコンのDockをさっぱりさせることもできた。そういえば昔ヒョウか何かの毛皮模様のウィンドウによく使うもののエイリアスを入れていたな。

長らく起動してなかったオンラインソフトで「Clover Diary」というのがあって、起動してみたらメッセージが…。「もう1883日も相手してくれないなんて、、枯れそう。」だって!思わず使っちゃうよ。
サクサクキビキビ軽快なソフトで書きやすい。これから再びおつきあいせていただきます。


マウスを買った

近くのコメリで1280円の安いのを。買物のついでにだけどね。

うん快適、目標地点がいまひとつ定まらないトラックパッドよりはるかに楽だー。ついでにマウスパッド(378円)も。

キーボードはコントロールキーの位置にまだ慣れないなー、JISとUSはコントロールキーとcaps lockの位置が逆みたいだ。


2010年10月11日月曜日

移行完了

FireWireケーブルが届いたので移行アシスタントを実行。昨日の悪戦苦闘は何だったのかというほど簡単だった。画面の指示に従っただけ。3時間と出たが実際には2時間ちょっとで終わった。

終了後何々のバージョンがどうとか?ネットに接続してなんたら?とか指示を出され何かわからないうちに何かした後に終わった。

移行元のパソコンはどうしたら?接続のマークが出っぱなしだしファンの音がやたら大きいんだけど。移行先から接続解除してもそのままだから仕方なく電源切ったけど、このパソコンは電源切るとなかなか起動してくれないんだよ〜。

移行にはアプリケーションを個別に選べると思ってたけど無理でした。チェック項目は何かあったけどアプリケーションは全部か選ばないかのどちらかしかなかった。むかしアイコン作るのに使ってたResEditなんてのも入っちゃった。起動できないと思うけど試す勇気ない。

ファイルやフォルダのカオス状態がそのまんま。iTunesの曲がユーザの方じゃなくてHD直下の書類フォルダに入ってたりするのも。Dockに入っているアイコンもすごい量だし。デスクトップも背景こそ違うけどそのまんま。

早速MailやらiTunesやらをいろいろ初起動。特にストレスもなく今までと同じ環境で使えて、やっぱ手作業の膨大な手間を考えると移行アシスタントは素晴らしい。

移行の時に最初に名前を変えろと言われた。ユーザ名(というのかな?)は違うのにしてたんだけど名前は本名じゃん、変えなきゃならないの?って納得できなかったけどとりあえずローマ字で。でもこれはまずかった。移行後に切り替えようとしてよくわかった。2人の管理者、同じ名前。ログインやユーザ切り替え時に混乱する。漢字とローマ字でさえ。

あれ?最初に見たカッコいいDockの動作がない。Dockからアプリケーションとか選んだ時に出るアレ。フォルダをDockにずるずる引きずっていってもダメ、普通のフォルダのエイリアスなだけ。それにトラックパッドでのドラッグ操作もキツい。Dockの設定でもないし何?。

どうやればいいのか探したらアップルのサポートでやっと発見。スタックというものらしい。Dockの区切りの線より右側にひきずっていけばいいだけだった。さっきこういう操作したような気がするけどな。多分Dockを飛び出し式にしてたせいかも。Dockを出しっぱなしにしてマウスを繋いでそろそろ運んでいったらできた。

いらないアプリケーションや書類も多いのでおいおい整理していかなきゃ。ファイル構成はやや散らかってしまったけどデスクトップはもう一人の管理者画面に近づけるようさっぱりさせたい。最初から移行アシスタント使ってたらこっちのデスクトップは見れなかったんだろうね。持ってたケーブルが合わなくてよかったのかも。

2010年10月10日日曜日

パソコン買い替え

買い替えの理由はiPadのせい。iPadかキンドルが欲しかったんだけど高いしね。まだ先だなとは思ってたんだけど、先日知り合いに3日ほどiPadを貸してもらって体験した。すごーい、面白い。ブックストアから無料の洋書をダウンロードしちゃった。プロジェクトグーテンベルクのが揃ってるのね。

(最初SafariでLit2Goのを読もうとしたんだけど、それはそれできれいに表示されて文字も拡大できていいんだけど、その拡大が割に不便というか、拡大しただけだから横幅が広がっちゃうので横スクロールしなきゃならない所が読みにくかった。ウィンドウサイズを合わせるやり方があるのかどうかわからないけど)

地図も動画もウェブページもきれいでサクサク。居間でみんなに「見て見てー」ってやるのが楽しい。アナログ的共有だね。これはぜひ欲しいツールだな。

で、パソコンに繋げてみた。iMacG5を使っている。OSは10.4。でiPadは10.4だとダメなんだそうだ。何かダイアログが出てた。iPadのバッテリーの表示には「充電中ではありません」とも(実は充電器借りるの忘れた。ただ本当にちょびっとずつ充電はされてるようである。そのままにしといたら少し回復してたから)。パソコン上には繋げたiPadは表示されない。調べたら10.4じゃダメ。じゃOS購入はと思えば今売ってるバージョンはインテルパソコンでなきゃだめだという。つまり買い替えが必須となる。

ついでに言うと今売ってるiPodはiTunes10でなきゃならんのだけど、そのiTunes10はOSが10.5以降でなきゃダメなんだと。知らなかったー!いつの間にかAppleに見捨てられてたのね。

まあパソコンは買い替えるつもりはあった。最近は電源が切れるとなぜかちっとも起動してくれなくて困ってて、その度に修理か買い替えだなとは思うのだが、起動するとまだいいか、って思っちゃってたから。nanoも初期バージョンでアップストアとかに縁がないし録音用のアクセサリも対応してないから常々置いてけぼり食った感持ってたし。iPadをお迎えするためにもこの際と、買った。

今売ってるiMacって21.5インチと27インチ…いくらなんでも巨大すぎだろ。テンキーのないのは残念だけど前々から欲しかったノートパソコンにした(でもiMacも今のにはテンキーないのね…)。

USキーボードとiWorkのプリインストールというカスタマイズした。そしたら次の日に来るんじゃないのね。10月2日の夜注文してお届け予定日が10/9-10/11になってた。待つこと1週間でやっと到着しました。最初配送状況見て荷物受付が上海支店ってなっててビックリ!。カスタマイズ品ははるばる中国からやって来るのね。そう思うと意外に早いのかも。

10/5 16:54 海外荷物受付
10/7 09:09 海外発送
10/7 12:50 国内到着
10/8 10:24 荷物受付
10/8 10:24 発送
10/8 16:41 作業店通過
10/8 18:59 配達完了

余談だけどiPadと旧パソコン、iPhotoの読み込みはやってくれる。携帯の写真をメールでiPadに送ってその後iPadをiMacに繋いだらいきなりiPhotoが起動した。でiPadの写真を読み込んでくれた。デジカメを繋いだような扱いかな。元々のiPadの持ち主はiPadに写真とか入れてなかったので試してみたのだけど。送った写真を保存すると最初のロック画面でスライドショーも見ることができるのね。いろいろ楽しくて魅力的ー。

MacBook Proを買っちゃった

昨日届いた。カッコイー、へへ。
でも最初からつまずいてる。未だ移行ができてない。問題は「移行アシスタント」

最初はFireWireケーブルがあるからいいと思ってたら、えーコネクタの形が違う。入らない。

AirMacでいいのか、じゃそっちの方が簡単だな。しかし何回やってもエラーが出て止まってしまう。
待たされた挙げ句「ネットワークの接続中にエラーが発生し別のMacの情報にアクセスできませんでした」だってさ。
アップルのページで探してこれかな、ってのがあったけど。

イーサネットケーブルがあったはず、ってさがしてやったけどやっぱりエラー。

仕方ないので9ピンー6ピンのFireWireを注文した。明日には届くかな。

移行はあとでもできるようなので見切り発車して先に進んだ、おーなんかすごそう。速いしキレイ。
はじめて使うトラックパッドが慣れなくて辛いし、キーの位置が違うんでそこでも手間取ったんだけどね。
(見もしないキーボード上のひらがななんて不要だろうってUSキーボードにしたせい。)

移行が控えてるからっていろいろ思い切ってできない。マウスもやっぱり欲しいな。
しつこくいろいろ調べては移行アシスタント。ユーザー名が同じだといけないようなので、とか共有だのファイアーウォールだの、よく理解してないまんまいじってはトライ、でもダメ。

OSXの10.4→10.6の移行やG5→インテルの移行はアシスタントを使わない方がいいというネットの意見も気になる。ファイルのあっちこっちにかなり散らかっている状態だしすっきり新しく再スタートしたいとこだけどね。でもアプリケーションは移したいものもあって、それがエクセルみたいのだと設定ファイルやら何やらがどうなってるかわからないしめんどくさいし買うには高価でツライ。メールも曲も書類も多量だし、うーん、やっぱ移行はしたい。ケーブルの到着を待って様子見てから決める。

それでも試しに青空文庫リーダーのazurを移動してみた。普通にLANで移動できるようなので。アプリケーションとライブラリにあるpristファイルとPreferencesフォルダ。これで普通に見れる。わりとあっさりできるもんだね。ただドックのアプリケーションで選ぶのにazurのアイコンに駐車禁止のようなマークがついているのが気になる。

2010年9月16日木曜日

クリスティー作品のラジオドラマ

がオーディブルに並んだ。うれしー!

最近audibleのあんまり聴いてなかったしサイトも見てなくてクレジットがちょっとたまっちゃったんだよね。月会費よりオーディオブックの方が安いのは多少気になるんだけどまあいいか。待ってたことだし。元々クリスティ作品聴きたくてオーディブルに入会したんだから。

ラジオドラマも好きだけど朗読も揃えてほしいな。いつかは並べてくれるだろうって期待してる。

とりあえずABCを。内容知ってても何回も聴かなきゃわかんないんだけどね。でも好きだから。

2010年4月26日月曜日

Heal The World を歌いたい


マイケル・ジャクソンの「Heal The World」いいなあ〜この曲。いつか自分のお葬式には流してもらいたいような曲です(あとさだまさしの「道化師のソネット」とか)。

歌えるようになりたくて最近はこればっか聴いてる。でも難しいのよね。特にサビの部分(かな?『And the dream 〜 Be God's grow』までのとこ)はなかなかついていけない。他のとこも歌えてると思ってても携帯で自分の声録音してみると、うわぁ…なんてみっともないんだ。恥ずかしいったら。

曲調がゆっくりめだと思ってても英語って早口。息は通して吐きっぱなしで口と舌で単語を制御ってな感じだね。歌でなくてもそう、シャドウイングしてた時も思ったけど単語ごとに発声してるとついていけないんだよね。歌うように話してるみたいな感じ。

曲を覚えて口ずさめるなんてレベルまでは望まないけど、歌詞を見ながらカラオケで歌えるくらいまでにはなりたいな(人前では歌えないけどね)。

他に歌えるようになりたいのは
・I'll Be There For You(The Rembrandts)
・Yesterday Once More(The Carpenters)
・Ring of Fire(Johnny Cash)

この4曲が今のとこの練習曲。「I'll Be There For You」はフレンズの主題歌。前にも練習したけど久々だとやっぱ速さに慣れない。

2010年4月11日日曜日

トノサマガエル?


だとしたら小学校以来の出会いだなー。あんまり逃げ回ってうまく撮れないので夫に持っててもらった。ビニールハウス内にて。

2010年3月13日土曜日

メモ


うーん、またしてもまとめて。

漫画:
・ダブル・フェイス19巻(細野不二彦)
・アオイホノオ2巻(島本和彦)

小説:
・むかし僕が死んだ家(東野圭吾)講談社文庫
・11文字の殺人(東野圭吾)光文社文庫

雑誌:
・週刊ベランダでも楽しめる野菜づくり花づくり1〜3巻 朝日新聞社

オーディオブック
・'The Queen of Death' for Learners of English(John Milne)1時間42分

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ダブルフェイスは何巻か抜けてしまって、たまには持ってる本をちゃんと整理しないと何巻がないかわからない…。でも内容が濃くて単独でも勿論楽しめる。登場人物や設定背景を詳しく読みたいからちゃんと買わなくちゃ。

アオイホノオはもう楽しすぎ。ネットやコンビニやビデオ器具みたいに今ほど恵まれた状態でなかった時期のオタク的状況が懐かしいねえ。

たまには小説を、って本屋をぶらついても買うのは東野圭吾さんの本ばかりになっちゃったかな。凝った作りで一晩で読み切っちゃうほど夢中にさせてくれるから。発想も展開もつくづく凄いひとだなって感じる。「むかし僕が死んだ家」は、でも謎解きで終わらせちゃって心のケアまで面倒みてくれなかったのがちょっと物足りなかった(謎解きはすごかったけどね)。

オーディブルはクリスティ作品がなくてがっかりで、それでもポツポツ聴きたそうなもの探して続けてた。月会費の約15ドルで1クレジットっていうのがネックで、聴くならこれより安いのは何か勿体なくて、かといって私の英語レベルで聴きたいのって子供向けの安すぎるのばかりでクレジット繰り越しが残っているのに別に買うのも何だかな状態。そしたら最近マクミランリーダーズのものがいくつかオーディブルにあるのを知った。試しに聴いたのがこれ。おおっ聞き取りやすい。多少わからない所はあるもののストーリーはちゃんと理解できた。時間も長過ぎないし、易しめの英語でありながら子供向けではない内容なとこもいい。

2010年2月27日土曜日

連合艦隊

DVD:連合艦隊(1981年東宝)

劇場公開時に観たことがあるんだよね。もう30年も前の作品なんですか。ところどころは覚えてた。戦争の進行については当時も今も難しくてよくわかっていないんだけどね。軍部の様子や戦艦や背景は凝っていて戦争の様子が迫ってくる。

思わず泣きそうになってしまう場面も多い。まだ子供のような航空兵の言葉や、財津一郎の演じるお父さんの姿や、最後に音楽にかぶる中井貴一の台詞等々。若い人たちを無惨に死なせてしまう戦争って辛すぎる。沢山の死を載せた戦艦大和の最後の爆発シーンはとても悲しかった。

キャストが超豪華だったのね。丹波哲郎に鶴田浩二に高橋幸治に佐藤慶に森繁久彌にetc.素晴らしい声の方たち。「群青」の曲も心に沁みる。大和の発砲(?)する所はすごい迫力だった。手の込んだ作りもドラマ性も素晴らしい。

Wikipedia:連合艦隊(映画)

2010年2月23日火曜日

ガラスの仮面 24巻

ガラスの仮面 24巻 ふたりの阿古夜1
(美内すずえ)
白泉社文庫

いつの間にか出ていた24巻。目立った進展がなくて、というか今までは劇中劇の面白さも良かったのに今は「紅天女」一色で演劇は役作り中心で、マヤと速水さんの仲もイライラだし、桜小路君や亜弓さんもガンバってる割に目立たなくて少々退屈な感じ。昔の、読み始めたら夢中でどんどん続きが読みたくなってしまう勢いがなくなってしまった。でも続けて欲しいな、次巻にも期待している。なかなか出ないんだろうけど。

2010年2月22日月曜日

メモ


また空けちゃったな。読んだらすぐの感想でなきゃ気持ちも変わっちゃうだろうね。内容の備忘のためには書いときたいとは思ってるけどそれはおいおいってことで、一応読んだののタイトルだけメモ。

・ガラスの仮面24巻(美内すずえ)
・女奴隷は夢を見ない(大石圭)
・トニーたけざきのガンダム漫画3巻(トニーたけざき)
・ある閉ざされた雪の山荘で(東野圭吾)
・ジャングルの王者ターちゃん4巻(徳弘正也)
・歩兵の本領(浅田次郎)

2010年2月2日火曜日

長い腕


長い腕
(川崎草志)
角川文庫
第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作

最初が電車内の殺人、次が空港内での惨事、どう関わってるのかわからない事件が並べられてから舞台は主人公の勤務先に。つかみが抜群ですぐ夢中に。通して面白くて一気に読んだ。不気味さといい説得力といい事件の元々の深い根っこといい、非常に満足な逸品だった。本屋さんでオビ(「第1級のミステリーにのめりこむ快感!!」と書き文字で)にひかれて買った。

ゲーム制作の舞台裏も興味深い。ただ説明過多な割にわかりにくい所も多かったけど。それと事件の核心はよく伝わったけど実際の事件の具体的な部分がちょっとぼやけている感じがした。

主人公はあまり好きになれなかった。心の傷のために故郷を嫌うのは仕方ないにしてもどうも上から目線が鼻につくし、自由で身軽で何でもこなせるので、かなり大胆な行動をしていても「どうせうまくやっちゃうんでしょ」なんて見方になっちゃうのでハラハラするところがなくて一体感に欠けるのよね。

よく迷信とか縁起とか、どうして昔の人は理由で説得せずに縁起悪いからなんて一言で済ませるんだろうって常々思ってたんだけど、もしかすると悪意を避けるために説明はあえてしてないのでは?なーんて思わされた。

2010年1月31日日曜日

1月まとめ

いつの間にか1月が終わってしまう〜。
今月は空いた時間はついついゲームに。かなりはまり込んでしまった。

・アサシンクリード2
(PS3ソフト)
難しかった3D上の操作もやってるうちにはなんとか。寄り道やアイテム集めに夢中にならなければクリア自体は手早くできる。寄り道が面白いんだけどね。苦手な競争ミッションも何回もチャレンジするうちにはできるようになった。旗取りだけはどうしてもできなくて、しかもこれはできないと先に進めないからこれだけは子供にやってもらった。

基本ストーリーはよかった。でも謎とかエンディングとかは思わせぶりな割にあんまり大したことがなくてがっかり。復讐物語だけではだめなのかなあ。現代部分はそりゃないよりはあった方がメリハリがつくけど大風呂敷広げすぎで無理がある。2回目は最初やったときに何が何やらわからなかった人間関係も飲み込めて進めやすかった。




・死との約束
(アガサ・クリスティー/高橋豊 訳)ハヤカワ文庫
読み始めてすぐずっと以前に読んだものの再読と言うことに気付き、内容も犯人までも思い出してしまった。初読の時にかなり印象が強かったんだろう。

エルサレムを旅行中のアメリカ人の一家ボイントン家は母親が家族全員を支配し自由を与えない。不満を抱えながらどうすることもできない成人した子供たち。その特殊ぶりは他の旅行者の目を引くほどだった。

場の風景がよくイメージできずキャンプとか洞窟とかテントというのがどんな状態かいまいちわからない。写真やイラストが欲しいな。ストーリーは相変わらず素晴らしい。国が違っても人間関係の作り出すドロドロやモヤモヤはそれほどの差異がないことにこの人の小説の読み応えが生まれるんだろうね。




・ジャングルの王者ターちゃん 1〜3巻
(徳弘正也)集英社文庫
面白んだよね〜。下品だけど基本真っ直ぐな感覚で安心して読める。昔アニメでやってたのを見た。最初は下品でしょーもないように思ってたんだけど子供が夢中で見るので一緒に。見てるうち面白くて毎週見るようになった。コミックスも数冊あるんだ。

内容も所々は覚えてるけどアニメと漫画は結構違うとこが多いんだね。格闘漫画で今読むと案外残酷表現もあるんだけどうまくギャグで薄められてて読み心地はとてもいい。続きも気になる。



・映画:デトロイト・メタル・シティ(テレビで)
楽しかった。テレビ版の編集とは放送禁止のピーな音部分のことかな。このピー部分が実に多かったのでこれはこれでとてもウケた。デスメタルとか知らない世界なので漫画と違って実際の音楽が聴けるのが映画の魅力な所。現実世界の雑踏にクラウザーさんが出現するという異様さも実写ならではの有利さがある。ただクライマックスをもっと迫力出して欲しかったかなとは思う。

クラウザーさん自体は素晴らしく出来がいい…んだけど根岸君の方はわざとらしく感じた。声とか話し方とか、それに演出も。根岸君の方がちょっと現実離れしてる感じを受けた。かなりイタい部分はあるものの普通にいそうな男の子、てな風に作って欲しかったな。

チャンネルはそのまま! 2巻

チャンネルはそのまま! 2巻
(佐々木倫子)
小学館 ビッグスピリッツコミックススペシャル

何が起こるかわからないテレビの世界でさらに何を起こすかわからない雪丸花子。本のオビにある「ある意味、伝説の記者である…!」は言い得てる。面白くて面白くて繰返し読んでも笑えた。

関わる周囲の人たちも個性豊かで…というより雪丸に関わる人たちの悲喜こもごもの物語ともいえるね。時には感動的に、時には力強く、みんなのパワーの源泉を生み出すのが新人の雪丸の天然ぶり。テレビの舞台裏も楽しく見せてもらえました。

2010年1月2日土曜日

ゲーム:アサシン2(の主に背景)


最近子供がPS3を買って、今やっているのが「アサシン クリード2」と言うゲーム。

私じゃなくて子供がゲームしてるのをずっと見てただけなんだけど、なんかもう画面がすごい。中世のイタリアの街並みが、主人公の視点でそれはもう上から下からいろいろな角度から見れて、それがまた広くてはるか先まで続いている。まさにその世界に身を置いている感覚がある。

ハードの進化がなせる技なんだなあ。今までゲーム画面にリアリティってそれほど必要なのかなんて考えもあったけど、こういう画面を見るとその魅力に惹き付けられる。家では普通のテレビなんだけど、デジタルなテレビだともっときれいなんだとか。

昔少女漫画や安野光雅さんの「旅の絵本」を見ながら、自分でもこんな町や建物の様子が描けたらどんなに素晴らしいだろうなんて憧れてた(単に憧れてただけで絵は描けなかったけどね)。テレビアニメだとはるかどこかに続いていく奥行きを感じさせる景色は少なかったしね。少年漫画は背景は丁寧でも憧れるようなこぎれいで子供心にオシャレに映るのはやっぱりあまりなかったし。

キャラクターの動きも流麗で映画的。後ろから刺すとことか死にかけてる人に話しかけるシーンとか(んー、あんまりこういった部分を讃えるのはマズイかな)。欲をいえばキャラのお顔をもう少し美形にして欲しいんだけど行動中は顔のアップもそんなに写らないので気にならないけど。

無理とは思ったけどゲームもちょっとやってみた。キー操作が難しくて慣れない。3Dの中を動き回るのも難しい。考えてみると3Dアクションなんて初めてで進む方向もカメラワークも思い通りにできない〜。ジョイスティックを使わずつい十字ボタンを使おうとしてしまう基本的問題もあり…。アクションゲームも元々苦手だしね(横スクロールのでさえ)。それとは別に名前が覚えられないしストーリー的状況も何だかよくわからないし画面の字が小さすぎて見にくいし…等々、私には現在のように進化したゲームはハードでした。

ずっと続いていく世界のいろいろな所を鳥のようにいろいろな位置から見るようなものがあったらいいな。