iPad読書(i文庫HD)
「四谷怪談」ってこういう話だったのか。それともこれはバリエーションのひとつなのかな?これほどの祟りの源泉となる怨みがやや弱いような気がするのだけど。
「堕落論」が印象強かった。考え方がとても面白い。納得できてしまう。
「機械」が、なんか読みにくいなあと思いつつ、妙に巻き込まれてしまう感じがした。主人公の冷静さと変化する妙な心理状態と、主人や工場の薬液の相乗効果というか、何かとても変な感じの小説だった。
「悪魔祈禱書」が、話につり込まれるんだけど、なんだそうか、って思っちゃっていいのか。一種ホラー要素を残したままなのが気になる。