2009年10月31日土曜日

青空文庫:半七捕物帳


を読み始める。テレビ時代劇のシリーズ物っぽくてなかなか面白い。長さも丁度いい具合で楽しめた。今日読んだのは3つ。全69作もあるようなので、んー全部読めるだろうか。


半七捕物帳 01 お文の魂(新字新仮名)
半七捕物帳 02 石灯籠(新字新仮名)
半七捕物帳 03 勘平の死(新字新仮名)

2009年10月30日金曜日

本:キャン・ユー・スピーク甲州弁?


(五緒川津平太)
樹上の家出版
ISBN 978-4-9904557-0-5

面白すぎる〜。けどたぶん県外の人には受けない本だろうな。アマゾンでも扱ってないようだし。
山梨県の国中(クニナカ)の人にはぜひ勧めたい。郡内の方言は扱っていないようです。

使ってなくても聞いたことはある言葉とか、仲間内では普通に使う言葉とか…うんうん、なんて頷きながら読める。4コマ漫画とか相談室とか英甲辞典だの甲州弁七不思議だの甲州弁を隠蔽するための講座だの沢山の切り口。


「持ちに行く」が方言だとは今日まで知らなかった。ビックリ。「取りに行く」とどっちも普通に使ってたけど。

2009年10月28日水曜日

聞く:オーディオブック(Lobel作品)とポッドキャスト(ガーデニング)


オーディオブック:Arnold Lobel Audio Collection
( Arnold Lobel )
ナレーター:Mark Linn-Baker
58分 $6.85

ロベールさんの絵本の朗読。初心に返って聞きやすいものをと思い。4作品の入ってるこのオーディオブックを買った。
1: Owl at Home
2: Grasshopper on the Road
3: Uncle Elephant
4: Small Pig

英語は簡単で、聞いてるだけで楽しい内容。このうち3と4は本も持ってるんだけど、1と2の方も聞いているうちに絵本でも見たくなっちゃう。ステキな絵と面白くてちょっととぼけた内容のセットがロベールさんの魅力だものね。



podcast:Gardening in a Minute
2009年10月19〜23日分 5分
1: Holly Fern(ヒイラギシダ?)
2: Wax Myrtle(←こういう名前の植物)
3: Fungus Gnats(写真を見たらヤブ蚊かと思ったらキノコバエとかいう虫らしい?)
4: Ornamental Grasses(グラス類)
5: Bottle Trees(ボトルツリー!?)

このうちおかしかったのがボトルツリー。何かと思えば枝に色つきのビンがかぶせられてる写真。おまじない的な飾りか何かで、元々は悪魔を捕まえるためのワナということらしい。

青空文庫:小泉八雲

今日読んだのは青空文庫の小泉八雲さんの作品をひととおり、他。翻訳が上手なのか原文がそうなのか、さっぱりしていてわかりやすい。とても読みやすくて面白い。

青空文庫:小泉八雲作品
・停車場にて(林田清明 訳)
・橋の上で(林田清明 訳)
・葬られたる秘密(戸川明三 訳)
・耳無芳一の話(戸川明三 訳)
・貉(戸川明三 訳)
・雪女(田部隆次 訳)
・ろくろ首(田部隆次 訳)

英語での「KWAIDAN」は Kwaidan Indexから一番短そうな「Mujina」を読んだ。azur使って読みやすく。



American Folkloreのサイトから以下のも読む。
The Death Waltz(retold: S.E.Schlosser)
Bloody Mary(retold: S.E.Schlosser)

2009年10月27日火曜日

ネットで読書


時間がたっぷりあったんで今日は読書の日。パソコン画面での読書は短めのものを探しちゃうな、本は寝転がって読む事の方が多いので。

青空文庫から
家のあるじとして気になること(フランツ・カフカ/大久保ゆう 訳)
道理の前で(フランツ・カフカ/大久保ゆう 訳)
処刑の話(フランツ・カフカ/大久保ゆう 訳)
罪と覚悟(オー・ヘンリー/大久保ゆう 訳)
サンタクロースがさらわれちゃった!(ライマン・フランク・ボーム/大久保ゆう 訳)

Short Storiesから
The Wicker Husband ( Ursula Wills-Jones )

VOA Special English(American Stories)から
To Build A Fire ( Jack London )


The Ghost Ship of Captain Sandovate ( S. E. Schlosser )

活躍してくれたのが青空文庫ブラウザ「azur」(アジュール)。ホント読みやすい。英語ページでもなんとかいける。行間が広くて2段組みにできて文字も大きいし栞機能も便利。ただ時々だけど英文はなぜかスペースが抜けて単語がくっついちゃうことがあるのが??

カフカさんの作品はどうも難しくてよくわからない、The Wicker Hasbandは途中からよくわからなくなった。そう思いつつ最後まで読めちゃうのはアジュールのおかげかな。

最後のは前にも読んだんだけど短くて忘れ難いストーリー。パイレーツオブカリビアンのpodcastで全文紹介されてて、文で読みたくて「Give me just one sip of water」で検索したら見つかったもの。

2009年10月25日日曜日

青空文庫:RUR


青空文庫:RUR
(カレル・チャペック/大久保ゆう 訳)

「園芸家12カ月」のカレル・チャペックさんの戯曲。1920年頃の作品。
面白かったです。古さを感じさせない。労働力としてのロボットの製造、そしてロボットたちの反乱、と聞くとよくあるパターンと思われがちだけど、切り口が全く違う。ロボットそのものが違うこともあるし、流れも結末も予想もつかない、勢いもすごい。斬新て言葉は変だがそう感じた。1920年ていうと日本では大正時代!当時のチェコがどんな国かわからないけどさぞぶっ飛んだ作品だったのでは?

満足しました。このような作品を無料で読めるなんて、翻訳の方にも感謝いたします。

2009年10月24日土曜日

bonsaiのサイト


盆栽って世界的にも人気があるのね。英語ページ見るのにガーデニングよりはやや身近かなと思って検索したら読みやすいサイトがあった。The Bonsai Siteというとこ。メインページ、イントロダクション、ヒストリー、スタイルのコンテンツを読んだ。ところどころしかわかんなかったんだけどね(わからなくてもいいから一通りは読むようにって思ってる、最近は)。内容がかなり充実したとこで興味深い。ミニ盆栽とか森みたいになってるのとか、あと中国のダイナミックな盆栽等の写真見てるだけでも面白い。

久々にオーディブルのを聞いてた。「Michael Jackson's Memorial Service (7/7/09)」マイケルジャクソンの追悼式(かな?)の様子の音声で2時間18分、無料。有名人らしき人たちが順にスピーチをしていた。誰のスピーチか紹介が入るわけではないのでわからない(まあ名前がわかったところでアメリカの歌手とかほとんど知らないんだけどね)。内容もやっぱりところどころしかわからなかったけど話し方とか拍手などで会場の空気は伝わってきた。

英語の本読むのには時間かかっちゃうけど音声だと理解しようがしまいが待ったなしで、ぼんやりでも何かしながらでもちゃんと最後までいけるとこがいい。

2009年10月23日金曜日

サフランが開花した


サフラン開花。いつの間に…木の陰で目立たない所だから気がつかなかった。以前から植えっぱなしにされてたもの。構わない方がよく咲いたりするのよね。

TV金曜ロードショー「ゴーストシップ」を見る。最初のいきなりのうわーなシーンで度肝ぬかれた。つかみはバッチリ、展開もドキドキ、ラストに至るまで夢中で見れた。多少設定に無理があるような…でもそれは面白いから気にならないんだけど、説明が手早すぎで理解がすぐに追いつかないー。

オーディブルで最初に聞く「Dear Amanda」が意味がわからなかったんだけど、テキストがあったので読んだ。やっぱりわからない…。語り手のジョーイという人は別れた女にしつこい粘着的な男って理解でいいんだろうか?最後のとこもわかんないな。

2009年10月19日月曜日

抜根機


昔桑の木を抜くのによく使ったそうだ。無骨でシンプルで便利だから結構好き。昔の知恵のつまった道具って感じ。ただ運ぶのに「ものすごく」重い!夫以外には(もしくは二人でしか)運べない。位置にセットして切り株にワイヤーをかけてもらえさえすれば、あとはレバーの上下だけ(ここだけなら女手でもできる)、そうして切り株がゆっくり持ち上げられて行く。土がミシミシ動いて根っことせめぎあいして、ダイナミックでした。





2009年10月18日日曜日

盆栽展に行った

前の自分には考えられないなー、こういうとこへ行きたいって思うなんて。園芸に夢中になりだしてからもうすぐ1年。それまでは花や木の名前もろくに知らなかったんだよね。やりたくなってからはハシカにかかったみたいだ。思った通りにはなかなかできないけど花が咲くと嬉しい。

盆栽展は目の保養に。すごいなあ…ただただ感心する、今はね。昔は何がいいのか全くわからなかった。面倒そうだしえらく気の長い趣味だしおまけに花が咲くならまだしも松とか渋すぎる、なんてね。年取ったからかしら。

2009年10月14日水曜日

本:園芸家12カ月


(カレル・チャペック/小松太郎 訳)中公文庫

面白くて一気読み。作者はチェコの有名な文学者らしい。同時に中毒ともいえる園芸マニアでもあるらしい。

庭を愛し、植物を愛し、土作りを愛する…なんていうと教科書的人物っぽい響きが出てしまうが、いやいやそうじゃなくてワガママで偏執狂的で対象への奴隷で傍から見れば変わり者の、世に言うマニア。愛の対象も「自分の」庭、「自分の庭の」植物または「自分の庭にあるべき」植物、「自分の庭の」土作り。そんな園芸家たちの1年間を面白おかしく綴っている。

翻訳がまた上手で、皮肉めいた言い回しとか作者が日本語で書いているとしか思えない。それに園芸にも詳しいらしく訳注だけで15ページもあり、これはこれで読みごたえがある。驚いたのはこの方もう亡くなっているんだけど明治生まれで解説の日付は昭和34年(1959年)。作品も翻訳も古い物だとは全然気がつかなかった。



2009年10月3日土曜日

勝沼ぶどうまつり


に行ってきた。ぶどうまつりって言ってもワイン祭り、無料のワインと500円のワイングラスで会場内のワイナリー新酒の試飲で、つまり飲み放題なお祭り。屋台も多いのでシート持参で一日中飲食を楽しむ人も大勢いる。残念なことに昨日までの雨で会場広場がぬかるんでて歩きにくかったな。でも晴れてよかった。

前に行ったのは3、4年前だったか?その時は運転役で飲めなかったし買ったワインは歩き回るのには重かった。今年は子供が送り迎えしてくれて、それにリュック持参でバッチリ(片手はワイングラスでふさがっているから飲み食い、オミヤゲのためにはリュックかキャリーバッグがオススメ)。極甘のナイアガラをはじめ甘口中心に5本も買っちゃった。辛口はわりとどこでも買えるからね。桃のワインって味も香りもホントに桃で面白い味。あとアジロンって初めて聞いた。他には甲州と甲斐路を。

会場近くの観光園で藤の花みたいな長ーいブドウがなっていた。「ネヘレスコール」という品種の赤系で「レッドネヘレス」という名前だと教えてもらった。写真のがそうです。