青空文庫:RUR(カレル・チャペック/大久保ゆう 訳)
「園芸家12カ月」のカレル・チャペックさんの戯曲。1920年頃の作品。
面白かったです。古さを感じさせない。労働力としてのロボットの製造、そしてロボットたちの反乱、と聞くとよくあるパターンと思われがちだけど、切り口が全く違う。ロボットそのものが違うこともあるし、流れも結末も予想もつかない、勢いもすごい。斬新て言葉は変だがそう感じた。1920年ていうと日本では大正時代!当時のチェコがどんな国かわからないけどさぞぶっ飛んだ作品だったのでは?
満足しました。このような作品を無料で読めるなんて、翻訳の方にも感謝いたします。