2009年11月5日木曜日

放課後


放課後
(東野圭吾)講談社文庫

後味がちょっと辛いかな〜。でもすごい、さすが江戸川乱歩賞受賞作という感じで期待を裏切らない読み応えだった。夢中で一気読みしてしまった。主人公は女子校の教師という設定が息苦しいような閉塞感を生んでいて、オビに書いてあるような「青春ミステリー」って感じはちょっと違うかな。普通の高校生活なのに何かが起こるような不安(と期待)が常に感じられてた。