2010年11月1日月曜日

iPhoto '11を使ってみる

iPhoto自体を最近はあまり使ってなかった。このごろはデジカメよりももっぱら携帯電話での撮影ばっかり。撮るだけでほとんど何もしてなかったから、この際だから写真の整理も兼ねてと始めたんだけど、その整理にやたらと時間がかかってしまった。

Tigerで使ってた時からのでその後はiPhoto’11までの間のバージョンアップしてなかったし、忘れた頃また写真を足すのに使ってた程度だからずれてるとこがあるかもしれない。

前はロールと呼んでたものをイベントって言うんだね。ライブラリでイベントのを選ぶとあの「新しい画面はこんななのよ」的な一覧になる。でも追加したり同じ写真を削除したりの整理はやっぱり前のロール一覧みたいな画面がいいの写真のライブラリで作業、イベントを分けたり結合したりという作業はとてもやりやすい。

ただしイベントの名称変更はここではできなくて、いちいちイベントのライブラリで直さなければならないのがやたらとめんどくさかった。それに写真のコメント(説明)は写真ライブラリでもつけられるけど、イベントの説明はイベントライブラリでつけなきゃならない。単純に写真とイベントは表示方法が違うだけくらいなんだから、どっちでもイベントに関する変更はさせてくれてもいいのに。

「ようこそiPhotoへ」、一番最初に起動した時に出たあのウィンドウ、「さあ、始めよう」と「ヘルプを見る」があるけど、このウィンドウからはリンクされない、何で?。最初に何かビデオでも見せてくれるんじゃないのか。ヘルプに同じ項目があるけど、ヘルプが表示されなかった、真っ白なまま。これはディスカッションフォーラムで解決。
「~/Library/Preferences/com.apple.help.plist」と「/Library/Preferences/com.apple.helpviewer.plist」を削除することにより表示されるようになった。ただこのヘルプがいつも最前面に出てるので邪魔!。

「最近の1カ月間」が表示されない。月数を環境設定で変えても何も出ない。

以前は左側の下に表示されてた年と月の選択で表示させるのは検索をクリックして日付を選ぶと出る。それはいいんだけど、10月、11月、12月がダメ。どの年度でもその3カ月は写真が全部出てしまう。

キーワードも検索で選ぶと出る。これは便利で、キーワードを付けた写真の枚数まで教えてくれる。でも人々っていうのが面白い機能で顔を判別してくれるんで、以前のような人名のキーワードは要らなくなったかな。キーワードも今までのを手直ししてまた整理しなおそうかと。

撮影地は旅行したりお店の場所を覚えとくには面白いかも。知られたくない位置情報は公開する時にはちゃんと外せるんだろうかってのが心配なんだけど。

写真を別ウィンドウで表示させて欲しいなと思う。編集画面では拡大したりいくつか並べることができるようだけど、見るだけのときにはできないんだもの。見るだけならプレビューの方が便利なんだけどな。

写真を送るにはどうしたら、って思ったら下の「共有」のボタンの中にメールがあった。これはなかなかオシャレに面白い。いくつかあるアレンジの中から選んで入替や拡大もできる。写真本体を付けなくてもアレンジしたものだけをJPEGファイルで送ればファイルサイズもそれほど使わない。1枚だけ普通に送る分にはMailからでいいし、Mailでの写真選びにあのイベント表示が威力を発揮する。MailはMailでそっちは別に写真利用のひな形が用意されてたりもする。

写真をちゃんとiPhotoで管理さえしていれば、MailやPagesなどのアプリケーションで利用するにはとても便利で使いやすいようだ。まだ写真の編集ってしたことはないけど、サイズに関してだけなら特に何もしないでそのまま写真利用できるところがすごくいい。

ところでユーザ登録ができない。パッケージのシリアル番号を入れるようにいわれるけど、iLifeのUpgrade DVD には箱もないしシリアル番号もないんだもの。iPhoto ’11の最初の起動時にも登録を促されたような。