2011年4月23日土曜日

五匹の子豚(クリスティー)

五匹の子豚
(アガサ・クリスティー/山本やよい 訳)
ハヤカワ文庫


16年前の殺人事件。妻が夫を毒殺し、その後妻は獄死する。当時5歳だった娘の依頼を受けてポアロが再調査を始める。


ずーっと以前にも読んだことがある。内容はほぼすべてを忘れてたけど真相のなかの1シーンだけは強烈な印象があったので、わかってて読み。それでも楽しめた。丁寧に読み進むこともできた。でも全部忘れてればもっとよかったのに。

オーディオブックも聞いた。最初に読む前にも聞いたけど難しすぎー、登場人物の名前すらよく聞き取れなかった。それでも五人の登場人物を「Five Little Pigs」の唄に合わせていて、5人の訪問、5人の手記、再度5人を訪問し質問し、そして真相のステージ、と場面が整理されてストーリーが進められていくし、それと真相そのものがわかってたので聞くのが辛くはなかった。

本を読んだ後は聞き易い、当たり前だけど。とはいえ細かい説明のところはわけわからないので読んだとこの記憶頼りに聞いている。3巡目。このストーリーは説明が長々で進行がゆっくりなのでラジオドラマ版のオーディオブックもいいかも。

・Five Little Pigs (Unabridged) :6時間39分:$11.12 (定価$15.88)
・Five Little Pigs (Dramatised) :1時間28分:$5.86 (定価$8.37)