2010年11月24日水曜日

交通警察の夜(東野圭吾)他1冊


  1. 交通警察の夜(東野圭吾)実業之日本社
  2. 犯人のいない殺人の夜(東野圭吾)光文社
どちらも短編集。1は交通テーマの6編。事故の当事者の言い分が違うとか、悪質な煽りとか、違法駐車だとか。どこにでもありそうな、でも交通事故自体が身近な危険で怖いものだよね。それに東野圭吾さんの毒や魔法が加えられる。

「危険な若葉」はややキツいけど一番印象が強かった。あと「通りゃんせ」や「捨てないで」がよかった。少し切ない。他に盲目の目撃者という難しい設定の作品もある。

2は切ない殺人の詰まった7編。というより切ない6編と大胆で見事な1編。

表題作にはビックリ。最初は変わった書き方だな、くらいにしか思ってなかった。終わりの近くであれれ?、読み終わってからまたすぐ読み直しちゃったよ。すごい。他の作品はかわいそうで、悲しさの残るストーリーだった。







交通警察の夜
「天使の耳」「分離帯」「危険な若葉」「通りゃんせ」「捨てないで」「鏡の中で」

犯人のいない殺人の夜
「小さな故意の物語」「闇の中の二人」「踊り子」「エンドレス・ナイト」「白い凶器」「さよならコーチ」「犯人のいない殺人の夜」

2010年11月21日日曜日

毒笑小説(東野圭吾)他2冊

ここ数日の読書まとめて

  1. 毒笑小説(東野圭吾)集英社文庫
  2. 動く指(アガサ・クリスティー/高橋豊 訳)ハヤカワ文庫
  3. ひみつの花園(バーネット/山本藤枝 訳)岩崎書店 世界少女名作全集27(1973年発行)
「ひみつの花園」は図書館で借りた。オーディオブックで英語のを聴いたのだけど細かい部分をしっかり知っときたかったのと原書を読みたい予習として。すごくいいお話、少女時代に読んでなかったことが残念なほど。オーディオブックで聴いたときと少し印象が違うような感じはしたけど、流れるように楽しく読んでいけた。

「動く指」はマープル物だけど肝心のミス・マープルがなかなか出てこない。登場したときはホッとした。作中に沢山の暗示がありながらもモヤモヤとわからない事件の真相が、彼女の登場でやっとなんとかしてくれるという安心感で。そして見事な解決、というか思いもよらぬ見事な真実を知らされ満足した内容だった。

「毒笑小説」は12編の短編集。どれも面白い、話のスタートから一気に夢中にさせてくれて楽しかった。「誘拐天国」と「殺意取扱説明書」、それに「ホームアローンじいさん」が特に好き。





2010年11月18日木曜日

青空文庫:堕落論ほか

iPad読書(i文庫HD)

  1. 四谷怪談(田中貢太郎)
  2. 悪魔祈禱書(夢野久作)
  3. 堕落論(坂口安吾)
  4. (横光利一)
  5. 機械(横光利一)
  6. 琵琶湖(横光利一)
「四谷怪談」ってこういう話だったのか。それともこれはバリエーションのひとつなのかな?これほどの祟りの源泉となる怨みがやや弱いような気がするのだけど。

「堕落論」が印象強かった。考え方がとても面白い。納得できてしまう。

「機械」が、なんか読みにくいなあと思いつつ、妙に巻き込まれてしまう感じがした。主人公の冷静さと変化する妙な心理状態と、主人や工場の薬液の相乗効果というか、何かとても変な感じの小説だった。

「悪魔祈禱書」が、話につり込まれるんだけど、なんだそうか、って思っちゃっていいのか。一種ホラー要素を残したままなのが気になる。

空想科学大戦の最終巻

最後の空想科学大戦!
(柳田理科雄/筆吉純一郎)
メディアファクトリー 空想科学文庫

出てたの気付かなかった。今までの1〜4巻に比べて厚さがないけど、ともかく完結?もっと続けて欲しいんだけどな。

この5巻はそれなりには面白いんだけど他の巻に比べて物足りなかった。絵もちょっと変わっちゃった。ズキンちゃんの秘密がわかったとは言えないし、敵ボスもモドキング様に比べるとワルサー様ってイマイチで作戦に意外性が足りない。宇宙がテーマだと解説メインになっちゃうかな。

今までの巻を引っぱり出して通しで全部読んだ。やっぱりすごく面白い。一番好きなのが2巻。ヒーローの前に出現する敵にキャラクター性があるからだと思う。怪人ビューティフル女様がとても魅力的。

どの巻もそれぞれテーマがあるとこもいいよね。ウルトラマンも仮面ライダーもロボットアニメも宇宙系もずーっとリアルタイムで見て来たものだからこの流れも嬉しかった。




2010年11月14日日曜日

昭和初期の家庭科の教科書

昔の家庭科の教科書を家で見つけた。過日亡くなった義母の物で、お嫁入りの時にこれを持ってきたのでしょう。高等小学1年用と2年用、今で言う中学1年と2年のことだと思う。発行日は昭和8年(1933年)と昭和10年。

井戸やかまどなど時代的な違いはあるけれど、しっかりと体系的な学習で、読んでて勉強になる、意外にも。

各課が短いんだけど、図解もあり簡潔ながらしっかり押さえている感じ。文末が「選ぶがよい。」とか「洗はねばならぬ。」とか「行ってはならぬ。」調でちょっと笑える。いろいろな面で興味深い内容だった。

なんて、いくら言っても見ないことには伝わらないと思うので、一部を画像で別ページに載せときました。

2010年11月13日土曜日

サミュエル・ウィスカーズのお話?

The Tale of Samuel Whiskers
( Beatrix Potter )

YL4,w2590
iBooks (iPad) 読書

iBooksでの本の題名は上記のだが、本の中に書いてあるタイトルは「The Tale of Samuel Whiskers or The Roly-Poly Pudding」とあって、サイトによっては2番目の「The Roly-Poly Pudding」の方を使ってたりするようだ。私も2番目の方がいいような気がする。だって主役は子猫のトムの方だし?

他の作品にも出ているネコのTabithaお母さんと3匹の子猫の家庭からのはじまり。トムがネズミ夫婦にとんでもない目に遭わされる。

長くてやや難しかったが沢山のステキな挿絵が読む手助けをしてくれた。トムは実際たいへんな危機に見舞われているんだけど、絵のおかげでユーモラスでのんびりした可笑しさが作られてる。

iPhoto:スライドショー保存(マル)とPDF保存(バツ)

位置情報つけた旅行写真のアルバムを、スライドショーの「撮影地」で見ると面白いことをこないだ書いたが、ちゃんと保存はできた。単純にファイルメニューから「書き出す…」を選んでスライドショーを選べばできるんだったのね。試しに中サイズ(640x400)でやってみて、えらく待たされたけどムービーとして保存できることを知る。

あとブック作成。購入しなくても、ヘルプによるとプレビューやPDF保存もできるはず。でもできなかった。保存しても各ページの真ん中くらいが出ているだけで写真が切れてる。

iPhotoヘルプから引用
ブック、カード、またはカレンダーを注文またはプリントする際は、意図した通りに正確にプリントされるかを確認するためにプレビューすることをお勧めします。

ブックって高いのにこれでは誰も注文できないと思う。



(追記:2011.10.6)
今頃になってだがブックをPDF保存でちゃんとした出来当たりにならない理由が判明。気付かない方がどうかしていたのだが…。PDFで保存、はプリントメニューからだから、そこで用紙サイズをL判用を選んだままになっていたためだった。

でもさ、そうなってたなら無理やりL判に小さく収めてしまうとか、それとも用紙出力ではないんだから選ばれている用紙サイズを無視してくれればいいのに。

多分用紙設定をカスタムサイズでブックの大きさに合わせればいいのかもしれないけど、余白を気にしなければB5とかA4とかにしとけばOK。

コンテキストメニューでちゃんとのPDFが出力されるんだけど、それだとブックによっては表紙と裏表紙がつながっててPDFの1ページ目の横幅が倍になってしまってたりするので。

ブックの写真の配置やテキスト入力とか、もう少し自由度欲しいなと思う。注文向きに作るんじゃないならPagesを使えってことかな。

ところで、写真単体のプリントメニューにはPDF出力ってないのね。一枚一枚はともかく、インデックスシートはPDFにしたかったけどね。

2010年11月11日木曜日

ロスコー・ライリー・ルール シリーズ2、3巻

Roscoe Riley Rules
 #2 Never Swipe a Bully's Bear
 #3 Don't Swap Your Sweater for a Dog
(Katherine Applegate)

YL2くらい
w5936, 5899

このシリーズ面白い!今回は本で買った。安かったから(アマゾンで313円+306円)。各章のタイトルが手書き文字になってて絵が大きいところがKindle版と違う。字が大きくてこのくらいの分量で絵が多い子供向けの本だとやはりKindle版より紙の本の方が楽しめる。それにKindle版では表紙の絵が本の中にはないのよね。本棚で小さく見られるだけ。

2巻はロスコーの大事な大事な友達ハミルトンの誘拐事件から。ハミルトンは小さな頃から一緒だったブタのぬいぐるみのことなんだけど、リュックに入れて学校(!)にも連れて行った、でもその日家に帰るとなくなってしまってて大ショック。その嘆きぶりがカワイソウでかわいい。

3巻はトロフィーのお話。友達も幼稚園児の妹も、誰もがなにがしかの賞をもらっているのに自分だけは何もない。ロスコーは金のトロフィーに憧れている。犬の芸のコンテストをききつけてチャンスとばかりに愛犬グーフィーに教え込もうとする。なかなか感動的な話だった。

とにかくロスコーはまっすぐでかわいい。ひねくれたとこがあるわけじゃない。なのに騒動を起こしてしまう(本人にとっては「起こってしまう」ような)。真っ直ぐぶりがとてもほほえましい。

シリーズタイトルについてるRulesは、クレヨンしんちゃんでいうところの「ママとのお約束第何条(だっけ?)」みたいなイメージでいいと思う。





2010年11月10日水曜日

アンクル・トムの小屋 子供向け版

Uncle Tom's Cabin (Told to the Children)
(Harriet Beecher Stowe / H. E. Marshall ed. )

アメリカの奴隷制度を扱った有名な小説の、子供向けに書き直されたもの。
Lit2Goのホームページにリーディングレベル別でも表示できるようになってて、Kと1〜12の数字(多分学年別?)があって、これをレベル3のとこで見つけた。小学校3年向けってことかな。わかりやすくてとても読みやすかった。

自分が小学校くらいの時にお話を聞いたかなにかはしてると思う。かなり悲劇的な最後なことだけは覚えてた。読んでてやはり終わりに近づくと読むのが辛くなるくらい悲しいストーリーだった。けれど全編通して重苦しいばかりの内容ではなくて、希望や救いを与える白人側の人々も多く描かれている。家の中で使用人を使う側の気苦労なんかもあるのは意外だった。


今回のこれもiPadで読んだ。章が細かく別れていて各章が短いので、少しずつ何日か掛けて無理なくいけた。折角PDFファイルがあるんだからと、最初はiBooksやi文庫HDで試して見た。入れるのは簡単で、直接iTunesの右側のライブラリのところにダウンロードしたPDFファイルをドラッグするだけ(iBooks)か、デバイスのiPadを選んでAppの下の方のファイル共有の枠内で読み込ませる(i文庫HD)かだけ。

ただこの作品21章もあって、少しずつダウンロードしては繋いで同期させて、っていうのが面倒だったし、前書きも入れて22個も本棚に増やしてしまうのもなぁ。Safariでも読めるけど自分が何章まで読んだのか忘れそうだし飽きそうだし…。

でまた読むためのアプリを探した。「GoodReader for iPad」230円。ランキング上位の有名なアプリだったのね。

今回の先生はこちら
iPadでPDFを読むために覚えておきたい入門Tips! | matuダイアリー

iPad単体でネットからPDFを直接ダウンロードできる、フォルダにまとめられる、ファイル名を変えられる、読んだものに星マークで目印付けられる。もちろん読むにも便利。と至れり尽くせりで、この本を読むのにすごく役立った。

直接ダウンロードは最初なぜか何回も失敗して、パソコンとiPadの接続を外したらあっさりできた。今は繋いだままでもダウンロードできてる??

2010年11月9日火曜日

青空文庫:北大路魯山人

i文庫HD(iPad)の内蔵本棚に入っていた北大路魯山人の作品を読んだ。

どれも短いし、なかなか面白かったのでとりあえずここに入っている分は全部読んじゃえと。全部で19作品あった(青空文庫の方には63個置かれている→作家別作品リスト:北大路 魯山人)。


内容は食に関してのこと。高級分野の話も多いけど家の料理についても参考になることは多々ある。でもまあ駆け足で読んじゃったので…実践まではいかないけども食べ物に対しての心がけだけは教えていただいた。

ちょっと金持ち系で小うるさい感じがするし、偏見すぎな気がする所もあった。天然もの極上信仰っぽいとことか。時代が古いせいもあるだろうけど(生年1883、没年1959)。けれど読み物としては非常に面白いし読みやすい。批評眼がやたら辛口。例えばフランス料理なんか激しくこきおろしている。Wikipediaで見ると人物像がなかなかすごくて興味深い(北大路魯山人 - Wikipedia)。

i文庫HDの内蔵は以下の19個。心に残るのは「料理の第一歩」。ちょっと変わった物語を例えにして、料理というより生き方の指針のようで感じ入る。

  1. 甘鯛の姿焼き
  2. 美味しい豆腐の話
  3. お米の話
  4. 高野豆腐
  5. 材料か料理か
  6. 塩昆布の茶漬け
  7. 雑煮
  8. だしの取り方
  9. デンマークのビール
  10. 鍋料理の話
  11. 握り寿司の名人
  12. 日本料理の基礎概念
  13. 美食七十年の体験
  14. 河豚は毒魚か
  15. フランス料理について
  16. 鮪の茶漬け
  17. 味覚馬鹿
  18. 料理の第一歩
  19. 料理メモ

ロスコー・ライリー・ルール シリーズ1巻

Never Glue Your Friends to Chairs
シリーズ:Roscoe Riley Rules #1
著者:Katherine Applegate

YL2くらい?
w5995

読みやすく面白かった。内容も楽しい。主人公の読み方はロスコー・ライリーでいいのかな?小学校1年生。その語り口がひねりがある感じで面白い。ロスコーがいたずらの目的ではないのに大騒動を引き起こしてしまった一件の、ことの始まりから終わりまでを本人が語る形で進んでいく。時々挿絵もあり。この絵がまたカワイイ。

単語が単純な分かえって意味のとり方が難しかったり、様子を表す形容詞や副詞が多いからやや手こずる。わかんなくても雰囲気で勝手に解釈してるけど。

iPadのKindleで購入して読書。$4.39。字が大きくて各章が短いからテンポよく読めた。



2010年11月8日月曜日

VOAより:Pigs Is Pigs ほか

VOA Special English より

  1. Short Story: ‘Pigs Is Pigs’ by Ellis Parker Butler 
  2. Short Story: ‘Doctor Heidegger’s Experiment’ by Nathaniel Hawthorne
  3. A Lesson in Ancient Art, Modern Business of Winemaking
1は最初聞いた時は難しい気がしてたけどもう一回読んでみたら面白かった。細かい点では完全理解してないけど流れはよくわかって笑える。モルモット(ギニーピッグ)がブタ(ピッグ)かどうかで税金だか手数料だか?の10セントの違いのために引き起こされた騒動のお話。

2はナサニエル・ホーソーン作のストーリー。以前にも同じ作者の「ラパチーニの娘」というのがあって面白くて何回も聴いたりしてた。好きな作家(VOAの書き直し版の上で)。
Short Story: 'Rappaccini's Daughter' by Nathaniel Hawthorne, Part 1 Part 2

3はワインの歴史や作り方について。

今回の3つは、新しく入れたiPadアプリで聴きながら読んでいった。
VOA Special English Player for iPad」350円
これ、すごくいいわー。自分が読みたそうな記事が探しやすいし、選ぶと記事と音声が流れ始める。記事も流れるんだよね、ゆっくりゆっくりスクロールされていく。自動スクロールを切って指でもOK、私には自動よりこっちの方のが読みやすい。
文字は拡大できないけど読みやすいし写真もついてる。惜しいのは終了させると続きからはできないので記事の場所を覚えとかなければならないこと、古い記事はないこと、くらい。

旅行の写真をiPhotoへ

旅行行って来た。携帯の写真にGPS付加でiPhotoに読み込ませて試してみたかったんで何でもかんでも撮影してみた。帰って来て見てみると旅行写真としては大したものが撮ってなくてあ〜あ、でも仲間の人がちゃんと普通の写真を撮ってくれてたから。

まず携帯写真だけど(携帯はauのW63H)、GPS付加は撮影前か撮影直後の一回ごとにいちいちやらなければならない。写真を撮る際に現在地を取得するのに時間がかかりタイミングがずれてしまう。だからGPS付加は時々にした。それとなんだかそれほど正確というわけではないのね。気にするほどではないにしても拡大するとややずれている時があるようだ。

iPhotoに読み込ませて場所場所の周辺に同じ位置情報を付けるのは、元写真をコピー、ターゲットを選択して「位置情報をペースト」で同じ場所になる。右側の情報ウィンドウの小さい地図にピンが立つ。iPhotoの「撮影地」にも沢山ピンが立った。

ただねえ、このアルバムの撮影地だけを見る機能ってないのね。アルバムとかイベントの画面の右側の小さく表示される地図にはそのアルバムや選択した写真だけのピンが立つけど、もっと大きい画面でこのアルバムだけの地図を見たくても、全体地図には付近の別アルバムのピンも立っている。撮影地から一部の地名だけを選ぶと拡大地図になるけどやはり近場にあるピンも出てる。まあそういう仕様なんだね。私はGoogleマイマップのようなものを想像してた。地図と写真をセットにして印刷するような機能もなさげ。

でもこの旅行イベントのスライドショーを「撮影地」のテーマで動かすとこれはすごい!。地図をダウンロードするのに待たされたけど、始まったらすごいの。おー、こういうの見たかった。並替が日付の昇順だったからかな。旅行の順番通りに地図上を移動して写真が表示されていく。これはムービーとして保存できないのかしら?

位置情報取るためだけのしょうもない写真が混ざってしまうのはしょうがないか。絵か何かと差し替えて日付や位置をいじって差し込めばなんとかなるかもね(多分やらないけど)。

時間と場所が写真についてるでしょ。こういうの使ってもっとさっぱりとシンプルなものがないかしらね。写真がなくても地図上で位置と時間がわかるような。旅行の記録くらいしか用がないかもだけど。

iPhotoでは写真に位置情報を追加するのに緯度と経度の入力でもできるんだけど、iPhotoからは写真の緯度経度情報教えてくれないね。auはメールでGPS情報送ることができるけど、メール文中のリンク先はEZナビの地図に行ってしまう。EZナビって使ったことがなくて…。まあリンク先の中に入っている数字に緯度経度が書かれてはいるんだけどね。

2010年11月6日土曜日

RSSをお勉強

勉強ってほどでもないけどいつもの生半可覚えで。

パソコン版のサファリでは、ブログだとアドレス欄に「RSS」とか「リーダー」ってマークが出るけどiPad版では出ない。

でもブログ中にそういうマークやリンクがあるものはリーダーっぽい一覧表示されるので、そういうリンクを作るにはどうしたらいいのかと思って。自分のブログのリーダー風リスト表示させたかったので。

今回の先生はこちら
クリボウの Blogger 入門: Blogger のフィード URL とパラメータ

専門用語がわからないけど、とりあえずやってみた。思ったように表示されているから合っているとは思う…?

  1. 30投稿
  2. 30投稿(要約)
  3. 全部の投稿の要約(現時点で145個)

2010年11月5日金曜日

VOAより:アメリカ人とのごあいさつ

VOA The Classroom >EFL Teaching Community より
An American Greeting 

なんか面白い。簡単な英語で読みやすい。あいさつの指導なんだけど、最初は日本人とかわす時のお辞儀の仕方が書いてあって、15度とか30度とか…、その次はアメリカ人との握手の仕方。指導がすごく丁寧で勉強になります。握手のアドバイスを読むとなるほど、礼の角度まであるのは頷ける。お互い知らない世界だものね。

いつの間にかできてたVOAの「The Classroom」。何やら英語学習のためのサイトらしい。アーカイブ記事にそれぞれactivityというものがいくつかついていて、テストが出る。なかなか面白いです。すごく簡単かと思えば、質問の意味が全然わからないのもあったりして(ボキャブラリ不足が祟る)。このactivityはフラッシュというものなのかな?iPadでは表示されなかった。

最初に書いたEFLなんたらのページはactivityも音声もなしのとこで今のところ記事はひとつだけ。PDFファイルのダウンロードがある。

他に音声と記事見たもの(activitiesやってないけど)、
With Bedbugs, Some People See Pests, Others See Profits 
YouTube Creative Video Competition Gets 23,000 Entries 

上はbedbug(辞書ではナンキンムシとある)のこと
もうひとつはユーチューブのコンテストのこと




iPad アプリで「Toy Story Read-Along」を購入。といっても無料だから…。

面白いです。昔インタラクティブ絵本とかいうのがあったんだけど(「おばあちゃんとぼくと」とか)そんな感じ。易しくて楽しい英語。短くて、できたらもっとページ数増やしてほしいな。まあ子供向けのようだからしょうがないけど。

動画とかあまりいらないから、パイレーツオブカリビアンの音声音楽付きのフォト絵本みたいなのがあるといいのにな。

2010年11月4日木曜日

VOAより:エドガー・アラン・ポーについて

VOA Special English より
Edgar Allan Poe, 1809-1849: His Poems and Stories Are Strange and Frightening

エドガー・アラン・ポーの紹介と略歴。
後半の詩の部分はよくわからなかった。

iPadのSafariで聞きながら読んだ。
音声の場所に「Download MP3」というリンクがあるのでそこを長押しするとフキダシが出るので「新規ページを開く」を選ぶ。すると音声バーだけのページになって読み上げが始まるので、上の複数ページのボタンで前のページを選び直すと聞きながらページが読める。

VOAの文章ページは横幅が狭いので拡大しても縦スクロールだけですむ所もいいね。気に入った記事はパソコンで先ほどのリンクからダウンロードしてiTunesに入れてる。今日聞いたこれも気に入った記事のひとつ。

以前はポッドキャストでVOA Special Englishを購読してたけど、毎日毎日増えていくので聞かないまま宿題を溜め込む状態になっちゃった。興味のない話も多かったのでpodcastはやめた。興味を引くのだけにするつもり。

おたんこナース(佐々木倫子)5巻

おたんこナース 5巻お正月気分
(佐々木倫子)
小学館ビッグスピリッツコミックス

これはiPadで読んだ。iPadアプリの「BIG COMIC スピリッツ」をダウンロードして、そこから購入。

佐々木倫子さんの漫画であるし、これはまだ始めの方の巻しか持っていないので試しにと思って買った。で、結論から言えば、漫画はやっぱり紙の本で買おうと思った。

佐々木倫子さんのだから特になんだけど、この人の作品はすごく面白くて心にもじんわりとしみる。何度も読み返したい、あの回だけもう一回読みたい、小ネタやセリフも面白いからあの部分だけ見たい、しばらくはトイレとかその辺に置いといていつでも会えるし、家族の誰でも読めるように、というような読み方や扱い方だったんだった。そういうとこで電子ブックだとちょっとかったるい。

確かにすぐに手に入るしiPadを持っていさえすれば見られる。サンプルで数ページ立ち読みできるのもいい。でも思ってたよりも気が利かない感じが目についてがっかりした所も多い。

まず、目次がありながらその回にジャンプできないことに驚いた。この本にはカルテ24〜28までの5話入っているのに。ただ紙をそのまま電子化しただけ?目次からその回に飛んだり目次に戻ったり、しおりをいくつも挟んだりするのは当たり前にあるべき機能だと思ってた。

ページめくりは手でなでる方式で左右のタップで、ができない。自分の手が見るのに邪魔になる。下方にバーが出るけど漫画だからこれ出してページ繰りではもっと画面の邪魔になる。注釈の活字は拡大してもぼんやりとしてしまい見にくい。

この本の最初の数ページはカラーだった雰囲気だけど白黒。本なら仕方ないけど折角の電子書籍だからって期待しすぎてるかな。

値段は1冊350円で、できたら300円にしてほしいけどまあギリギリ我慢できる。でもこの値段は12月末までの期間限定価格だとか。これ以上高いとやっぱり普通に紙の本で手元に置きたい。

アプリを起動すると必ずストア画面から始まるのはいらつく。4作品しか置いてないのに。読んでて時々いきなり終了してしまうことも何回かあった。等々細かな不満もいくつかある。

作品そのものにはすごく満足。主人公似鳥ばかりでなく患者も家族も医者もクセがあってやたら面白い。パーキンソン病のこととか、看護の現場とかいろいろ教わることも多い。この1冊くらいはiPadに常時入れておくのも悪くはない。

2010年11月3日水曜日

青空文庫:小林一三

今月いっぱい山梨県立美術館で「小林一三の世界展」という展示があって、見に行きたいと思ったので予習がてら青空文庫にある3作品?を読んだ。作品も人物的にもなかなか興味深い。

  1. アーニイ・パイルの前に立ちて(小林一三)
  2. 宝塚生い立ちの記(小林一三)
  3. 東京宝塚劇場の再開に憶う(小林一三)
宝塚や東宝を創った人なんだそうですね。実は展示の宣伝を聞くまで知らなかった、名前も。

元々実業家系の人は創りだすものが壮大すぎて、キャラ的に遠すぎる人々だからそれほど興味も湧かなかったけれど、創造者としての思いや夢があるんだよね。当然だよね。

現代に繋がっていくリアルに時代を作りだしてきた人々のことをもっと知らなければだめだなと反省もする。

VOAからハロウィンなストーリー

VOA Special Englishより
A Story for Halloween: 'The Boy on Graves-End Road'

ハロウィン向けの怪談。シンプルでわかりやすい。音声は効果音も入ってラジオドラマになっているので楽しめる。

2010年11月2日火曜日

遺書(芥川竜之介)他2

青空文庫(i文庫HD)から
「遺書」は普通に小説だと思って読んでいったら本当の遺書だったので驚いた。公開向けに描かれていないので余計に、外野には説明されていない事柄や心情が行間から伝わってくるような重みがある。

特に最後の一行は、何だか世の中に対する恨みか怒りかの含みがあるようで、まるで呪いの言葉のようにも思える。文学がストーリーよりも人間の心情を表現するものというなら、遺書というのは至高の文学と言えるのでは、なんて思ってしまう。不謹慎かもしれないけどね。滅多に読めるものでもないし…。

遺書といえばいつも思い出すのは、陸上の円谷幸吉さんの遺書です。心にずんとくる。読むだけで、悲しみが大きな塊になって心に残されてしまう。

2010年11月1日月曜日

iPhoto '11を使ってみる

iPhoto自体を最近はあまり使ってなかった。このごろはデジカメよりももっぱら携帯電話での撮影ばっかり。撮るだけでほとんど何もしてなかったから、この際だから写真の整理も兼ねてと始めたんだけど、その整理にやたらと時間がかかってしまった。

Tigerで使ってた時からのでその後はiPhoto’11までの間のバージョンアップしてなかったし、忘れた頃また写真を足すのに使ってた程度だからずれてるとこがあるかもしれない。

前はロールと呼んでたものをイベントって言うんだね。ライブラリでイベントのを選ぶとあの「新しい画面はこんななのよ」的な一覧になる。でも追加したり同じ写真を削除したりの整理はやっぱり前のロール一覧みたいな画面がいいの写真のライブラリで作業、イベントを分けたり結合したりという作業はとてもやりやすい。

ただしイベントの名称変更はここではできなくて、いちいちイベントのライブラリで直さなければならないのがやたらとめんどくさかった。それに写真のコメント(説明)は写真ライブラリでもつけられるけど、イベントの説明はイベントライブラリでつけなきゃならない。単純に写真とイベントは表示方法が違うだけくらいなんだから、どっちでもイベントに関する変更はさせてくれてもいいのに。

「ようこそiPhotoへ」、一番最初に起動した時に出たあのウィンドウ、「さあ、始めよう」と「ヘルプを見る」があるけど、このウィンドウからはリンクされない、何で?。最初に何かビデオでも見せてくれるんじゃないのか。ヘルプに同じ項目があるけど、ヘルプが表示されなかった、真っ白なまま。これはディスカッションフォーラムで解決。
「~/Library/Preferences/com.apple.help.plist」と「/Library/Preferences/com.apple.helpviewer.plist」を削除することにより表示されるようになった。ただこのヘルプがいつも最前面に出てるので邪魔!。

「最近の1カ月間」が表示されない。月数を環境設定で変えても何も出ない。

以前は左側の下に表示されてた年と月の選択で表示させるのは検索をクリックして日付を選ぶと出る。それはいいんだけど、10月、11月、12月がダメ。どの年度でもその3カ月は写真が全部出てしまう。

キーワードも検索で選ぶと出る。これは便利で、キーワードを付けた写真の枚数まで教えてくれる。でも人々っていうのが面白い機能で顔を判別してくれるんで、以前のような人名のキーワードは要らなくなったかな。キーワードも今までのを手直ししてまた整理しなおそうかと。

撮影地は旅行したりお店の場所を覚えとくには面白いかも。知られたくない位置情報は公開する時にはちゃんと外せるんだろうかってのが心配なんだけど。

写真を別ウィンドウで表示させて欲しいなと思う。編集画面では拡大したりいくつか並べることができるようだけど、見るだけのときにはできないんだもの。見るだけならプレビューの方が便利なんだけどな。

写真を送るにはどうしたら、って思ったら下の「共有」のボタンの中にメールがあった。これはなかなかオシャレに面白い。いくつかあるアレンジの中から選んで入替や拡大もできる。写真本体を付けなくてもアレンジしたものだけをJPEGファイルで送ればファイルサイズもそれほど使わない。1枚だけ普通に送る分にはMailからでいいし、Mailでの写真選びにあのイベント表示が威力を発揮する。MailはMailでそっちは別に写真利用のひな形が用意されてたりもする。

写真をちゃんとiPhotoで管理さえしていれば、MailやPagesなどのアプリケーションで利用するにはとても便利で使いやすいようだ。まだ写真の編集ってしたことはないけど、サイズに関してだけなら特に何もしないでそのまま写真利用できるところがすごくいい。

ところでユーザ登録ができない。パッケージのシリアル番号を入れるようにいわれるけど、iLifeのUpgrade DVD には箱もないしシリアル番号もないんだもの。iPhoto ’11の最初の起動時にも登録を促されたような。