2009年6月25日木曜日

本:秘密機関


(アガサ・クリスティー/田村隆一 訳)
ハヤカワ文庫

失業中の若い男女トミーとタペンスが、第一次大戦中に紛失した極秘文書をめぐって活躍する冒険小説。命の危険にも会いながら無謀ともいえる行動をする二人で、ミステリーとは違った楽しさがあり面白かった。

ただ政治的な様子や当の文書の重要性がちっともわからなくて、何がどんな風に大変なことなのか自分には理解できなかったのが残念だった。それでも悪者の手口も二人の活躍もはっきりしてるから一気に読めちゃった。