2010年1月31日日曜日

1月まとめ

いつの間にか1月が終わってしまう〜。
今月は空いた時間はついついゲームに。かなりはまり込んでしまった。

・アサシンクリード2
(PS3ソフト)
難しかった3D上の操作もやってるうちにはなんとか。寄り道やアイテム集めに夢中にならなければクリア自体は手早くできる。寄り道が面白いんだけどね。苦手な競争ミッションも何回もチャレンジするうちにはできるようになった。旗取りだけはどうしてもできなくて、しかもこれはできないと先に進めないからこれだけは子供にやってもらった。

基本ストーリーはよかった。でも謎とかエンディングとかは思わせぶりな割にあんまり大したことがなくてがっかり。復讐物語だけではだめなのかなあ。現代部分はそりゃないよりはあった方がメリハリがつくけど大風呂敷広げすぎで無理がある。2回目は最初やったときに何が何やらわからなかった人間関係も飲み込めて進めやすかった。




・死との約束
(アガサ・クリスティー/高橋豊 訳)ハヤカワ文庫
読み始めてすぐずっと以前に読んだものの再読と言うことに気付き、内容も犯人までも思い出してしまった。初読の時にかなり印象が強かったんだろう。

エルサレムを旅行中のアメリカ人の一家ボイントン家は母親が家族全員を支配し自由を与えない。不満を抱えながらどうすることもできない成人した子供たち。その特殊ぶりは他の旅行者の目を引くほどだった。

場の風景がよくイメージできずキャンプとか洞窟とかテントというのがどんな状態かいまいちわからない。写真やイラストが欲しいな。ストーリーは相変わらず素晴らしい。国が違っても人間関係の作り出すドロドロやモヤモヤはそれほどの差異がないことにこの人の小説の読み応えが生まれるんだろうね。




・ジャングルの王者ターちゃん 1〜3巻
(徳弘正也)集英社文庫
面白んだよね〜。下品だけど基本真っ直ぐな感覚で安心して読める。昔アニメでやってたのを見た。最初は下品でしょーもないように思ってたんだけど子供が夢中で見るので一緒に。見てるうち面白くて毎週見るようになった。コミックスも数冊あるんだ。

内容も所々は覚えてるけどアニメと漫画は結構違うとこが多いんだね。格闘漫画で今読むと案外残酷表現もあるんだけどうまくギャグで薄められてて読み心地はとてもいい。続きも気になる。



・映画:デトロイト・メタル・シティ(テレビで)
楽しかった。テレビ版の編集とは放送禁止のピーな音部分のことかな。このピー部分が実に多かったのでこれはこれでとてもウケた。デスメタルとか知らない世界なので漫画と違って実際の音楽が聴けるのが映画の魅力な所。現実世界の雑踏にクラウザーさんが出現するという異様さも実写ならではの有利さがある。ただクライマックスをもっと迫力出して欲しかったかなとは思う。

クラウザーさん自体は素晴らしく出来がいい…んだけど根岸君の方はわざとらしく感じた。声とか話し方とか、それに演出も。根岸君の方がちょっと現実離れしてる感じを受けた。かなりイタい部分はあるものの普通にいそうな男の子、てな風に作って欲しかったな。

チャンネルはそのまま! 2巻

チャンネルはそのまま! 2巻
(佐々木倫子)
小学館 ビッグスピリッツコミックススペシャル

何が起こるかわからないテレビの世界でさらに何を起こすかわからない雪丸花子。本のオビにある「ある意味、伝説の記者である…!」は言い得てる。面白くて面白くて繰返し読んでも笑えた。

関わる周囲の人たちも個性豊かで…というより雪丸に関わる人たちの悲喜こもごもの物語ともいえるね。時には感動的に、時には力強く、みんなのパワーの源泉を生み出すのが新人の雪丸の天然ぶり。テレビの舞台裏も楽しく見せてもらえました。

2010年1月2日土曜日

ゲーム:アサシン2(の主に背景)


最近子供がPS3を買って、今やっているのが「アサシン クリード2」と言うゲーム。

私じゃなくて子供がゲームしてるのをずっと見てただけなんだけど、なんかもう画面がすごい。中世のイタリアの街並みが、主人公の視点でそれはもう上から下からいろいろな角度から見れて、それがまた広くてはるか先まで続いている。まさにその世界に身を置いている感覚がある。

ハードの進化がなせる技なんだなあ。今までゲーム画面にリアリティってそれほど必要なのかなんて考えもあったけど、こういう画面を見るとその魅力に惹き付けられる。家では普通のテレビなんだけど、デジタルなテレビだともっときれいなんだとか。

昔少女漫画や安野光雅さんの「旅の絵本」を見ながら、自分でもこんな町や建物の様子が描けたらどんなに素晴らしいだろうなんて憧れてた(単に憧れてただけで絵は描けなかったけどね)。テレビアニメだとはるかどこかに続いていく奥行きを感じさせる景色は少なかったしね。少年漫画は背景は丁寧でも憧れるようなこぎれいで子供心にオシャレに映るのはやっぱりあまりなかったし。

キャラクターの動きも流麗で映画的。後ろから刺すとことか死にかけてる人に話しかけるシーンとか(んー、あんまりこういった部分を讃えるのはマズイかな)。欲をいえばキャラのお顔をもう少し美形にして欲しいんだけど行動中は顔のアップもそんなに写らないので気にならないけど。

無理とは思ったけどゲームもちょっとやってみた。キー操作が難しくて慣れない。3Dの中を動き回るのも難しい。考えてみると3Dアクションなんて初めてで進む方向もカメラワークも思い通りにできない〜。ジョイスティックを使わずつい十字ボタンを使おうとしてしまう基本的問題もあり…。アクションゲームも元々苦手だしね(横スクロールのでさえ)。それとは別に名前が覚えられないしストーリー的状況も何だかよくわからないし画面の字が小さすぎて見にくいし…等々、私には現在のように進化したゲームはハードでした。

ずっと続いていく世界のいろいろな所を鳥のようにいろいろな位置から見るようなものがあったらいいな。