2011年8月23日火曜日

テルマエ・ロマエ 1巻

テルマエ・ロマエ 1巻
(ヤマザキマリ)ビームコミックス

こんな面白い漫画があったのね。知らなかった。マンガ大賞2010とかの大賞を取ってかなり人気作の様子。今まで知らなくて損した気分。映画化も決まっているのだとか。面白すぎて早速続刊を注文した。

風呂限定のタイムトリップ、それも古代ローマと現代日本!頑張れ設計技師ルシウス!が主なあらすじ。




iPadアプリ:Appbooks

Appbooks - 電子書籍アプリを検索
iPadアプリ(無料)
Appbooks - 電子書籍アプリを検索 - Aira
その名の通りアプリの電子書籍を検索できるというもの。こんなの欲しかった。

iPadでの読書って和書は青空文庫くらいしか読んでなかった。探すのが面倒なんだもの。特に目当ての物ってないしさ、ざーっと見て自分が読みたい物に会えるかどうかなんだけど。アプリ書籍は見つけにくいし、書店形式だとさらにそこから検索しなきゃならなくてその上出会いの幅が限定されそうで、などと思うと面倒に感じて手をつけてなかった。書店形式はそのうち統一された形式のようなものが出ていちいちアプリを選ばなくても見つけやすく読みやすくとなってくれることを願う。

ともあれこのAppbooksで出会いの場が増えた。見てみたら早速、
平井和正さんのウルフガイシリーズがあるじゃありませんか。アダルトウルフガイも。それぞれ1作品目が特別価格の85円。すぐ買ってしまった。懐かしくて。イラストがやや気に入らないけども。
平井和正 狼の紋章 - LUNATECH Co.,Ltd.
平井和正 狼男だよ - LUNATECH Co.,Ltd.

2011年8月12日金曜日

夏への扉

夏への扉 新訳版
(ロバート・A・ハインライン/小尾芙佐 訳)
早川書房

この猛暑にこのタイトルの本、でも装丁は涼しげでさわやかなイメージで、内容も、主人公ダンの活動は熱いものの自分を冷静に述べていてクールでどことなく遠い目な感じ。

知らなかったんだけど超有名なSF小説だとか。コールドスリープによって30年後の世界へ。でもそんな言葉から予想されるような話じゃない。

もちろん時代のギャップに苦労する場面はあるんだけどそんなことはささいなこと。コールドスリープ前の主人公の危機的状況や、目覚めた後の右も左もわからず途方に暮れた状態から足場を固めていく様子など、詳しく具体的で、読書中の一体感はなかなかのもの。ダンの発明(開発というべき?)も魅せる中身だから楽しい。

読み始めたら面白すぎてすぐ読み切った。先がどんなことになるのか、あのことはどうなったのか、30年前のキャラたちはどうしてるのか、気になってしょうがなくてハマる。

帯に『猫を愛するすべてのひとたちに − 本誌謝辞より』とある。猫はあんまりというよりどちらかと言えば嫌いな方ではあるがとても楽しめた。途中から愛すべき猫のピートが登場しなくなるのでどうなったのかハラハラしてた。




2011年8月11日木曜日

仮想本棚 - Delicious Library

Delicious Library 2
Mac App Storeで3000円
Delicious Library 2 - Delicious Monster Software, LLC

Mac用のアプリケーション、結構有名だったみたいね。本(やゲームやDVD)のバーコードを読み取ってAmazonから詳細情報をもらってiBooksのような書架に並べてくれる。本の大きさの違いもそのままに。3000円はちょっと高いかなとは思ったけどこの便利さでとても満足。

バーコードはノートパソコンに内蔵のiSightカメラが使える。iTunesのようにスキャンした物は全部ライブラリに集められてプレイリストのようにシリーズ別に本棚が作れる。

とりあえずは積ん読の本を並べてみた。手持ち本全部ってほどの野望は持っていないけれど、本の整理の手助けになってくれることでしょう。現物の整理はすでに幻想と化してしまったかもしれないけども。

ライブラリから消去するとき本が燃えあがるように消えるところなんかちょっと皮肉がキツいなあ。

 追記:バーコードを読み込めなくてもISBN番号で探せるのだけど、日本のAmazonは和書と洋書が区分けされているせいか洋書だと見つけてくれないようだ。でも単純に該当の本のアドレスをSafariから本棚にドラッグするとちゃんと出ました。